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なんで逆立ちしてたんだかさっぱりわからないけど、逆立ちしてるモデル様のずっと奥、消失点の位置にいる意味深な男の影も、謎に満ちている。……まあ、この影はたまたま写り込んでしまった劇場のガードマンさんなんですけどね。のちにモデル様も「こっちのほうがいいのに……」とおっしゃっていたそうで……。 そういえば、52号の別バージョンを公開していなかったような。せっかく撮ったのでこんどUPします。 #
by enikaita
| 2013-01-17 22:27
| カメラ・写真
今回の特集は「震災と演劇」。はや2年が経とうとしている東日本大震災後の演劇状況を、現地の制作者や創作現場の声から捉えていこうという特集です。 掲載戯曲にくらもちひろゆき、畑澤聖悟、工藤千夏の合作、『震災タクシー』と、エルサレム生まれでドイツなどで活動している劇作家ヤエル・ロネンの『第三世代』を掲載。 『震災タクシー』はくらもちさんの実体験をもとにしています。盛岡のくらもちさんは、出張先のいわきに行く途中で震災に遭遇、乗っていた電車が止まってしまいます。そこから、同じ方角に向かう見ず知らずの人たちとタクシーに乗り合わせながら、状況もわからぬまま、いわきに向かったときのことを、克明に(フィクションや飛躍もまじえつつ)描いている戯曲です。 『第三世代』は、ドイツ人、ユダヤ人、アラブ人の若者たちが、互いのわだかまりをぶつけあう、という実験劇を上演する、というスタイルです。最後のほうで「こんな芝居、上演するんじゃなかった」などというセリフがあるあたり、戯曲として読んでしまうとアレなのですが、実際の上演では、どこまでがセリフでどこからが本気なのかわからず、大変スリリングな舞台だったと推察されます。 年末に中津留章仁さんがリーディングとして上演したのですが、その際に台本にはないセリフを中津留さんが追加していて、出演者が観客(=つまり日本人)に時折語りかけるというやり方で、日本の非当事者性を浮かび上がらせるという、強烈な舞台でした。 金森穣さんのインタビューも掲載されています。金森さんは日本で(おそらく)唯一である公営のダンスカンパニー「Noism」で活動をされているダンサー/振付家です。「見世物小屋」三部作などでは演劇的な仕掛けも導入し、鮮烈な作品をつくっています。「舞踊家にとって必要なものは〈育ち〉」と言い切っていたのには驚きました。優れた先生のもとならひと月で学べる技術が、それに気づいていない先生だと10年いても学ぶことができないのだ、とのこと。最先端を行く人の言葉は、やはり鋭いです。 表紙写真は、ワタクシ撮影。いつものモデル様を、新国立劇場のロビーや入口前で撮影しました。もっとかわいい写真もあったのですが、こっちを選びました。ボツ写真は次回以降のブログで紹介します。 ……というわけで、盛りだくさんのシアターアーツは、過去最大ページ数で値段そのままの出血大サービス号ですので、ぜひお近くの大型書店または、下記リンクにあるネットショップでぽちっとしてください。 シアタアーツ53号「震災と演劇」 #
by enikaita
| 2013-01-10 01:16
| 舞台芸術
毎度おなじみ、「西荻のフォレストガンプ」こと、珈琲豆卸「アロマフレッシュ」店主、安藤久蔵さん101歳講演会、1月16日で7回目です。 前回は安藤さんが網元として活躍されるところのお話を中心に聞きました。 今回はいよいよ安藤さんが西荻にやってきたころのお話になります。 開演前に安藤さんのコーヒーと、私が選んだ「西荻おやつ」が振舞われます。全講演終了後は講演会をもとにした「安藤久蔵ものがたり(仮)」を出版いたしますので、こちらもお楽しみに。 安藤久蔵 連続講演会 第7回 1月16日(水)午後6時15分〜9時 (講演7時開始/最初の45分はコーヒータイムです) 会場:かがやき亭(西荻北4-4-4) 料金:1000円(安藤さんの珈琲+西荻おやつつき) 聞き手=奥秋圭(西荻丼前編集長) ある時は船団を率い世界の海へ、またある時は登山仲間と世界の高峰へ。太宰治と酒を酌み交わし、小津安二郎監督に映画界に誘われたこともあるという西荻の宝・安藤久蔵さんの連続講演会を開催します。101歳にして驚異の体力を維持し続けるヒミツから、人生のウラ話まで、なんでもきいちゃいます。 毎月第3水曜日、2013年4月まで全部で10回の講演を予定(早期終了の可能性あり)。終了後は、この講演を基にした「安藤久蔵ものがたり(仮)」を出版いたします。 申し込みは上画像の申し込み先まで、電話またはメールでご連絡くださいませ(画像はクリックで拡大できます)。 #
by enikaita
| 2013-01-07 12:37
| 西荻
報告しようと思いながら、ついつい作業を怠っていました。
ここ最近作ったいくつかのフライヤーをご紹介します。 国際演劇協会主催のリーディング企画、12月22・23日は東京芸術劇場アトリエイーストで、フランスの劇作家クロディーヌ・ガレア作の『ほとりで』と、タイの劇作家プラディット・プラサートーン作の『Destination』の連続上演、12月29・30日は、上野ストアハウスでイスラエルの劇作家、ヤエル・ロネン作の『第三世代』。 「紛争」を表象するような画像やイラストを入れることにどうしても抵抗があって、文字だけで構成しました。 公演詳細↓ http://director.freespace.jp/taf2/page003.html 詳細↓(リンク先のフライヤーは前回作成の色違いバージョン) http://setagaya-pt.jp/workshop/2012/05/16.html フランスの児童劇(と言っても、フランス演劇なので、なかなかセリフが哲学的なのですよ)を、庭劇団ペニノのタニノクロウさんが演出。 #
by enikaita
| 2012-12-22 21:23
| 舞台芸術
今回は、復員し兵隊から漁師にもどった安藤さんが、「網元」として活躍されるところを中心にお話を伺う予定。 開演前に安藤さんのコーヒーと、私が選んだ「西荻おやつ」が振舞われます。 終了後は講演会をもとにした「安藤久蔵ものがたり(仮)」を出版いたしますので、こちらもお楽しみに。 ちなみに今回からチラシをリニューアル。前回まで使用していた写真は、安藤さんいわく「ちょっと年寄りっぽいんだよなー」とのことで、あんまりお気に召さなかった様子。なので今回から、登山ルックの安藤さんです。この凛々しい姿、とうてい101歳とは思えませんね。安藤さんにも「これなら若い女の子も来るんじゃないの」と、かなり気に入っていただけました。 安藤久蔵 連続講演会 第6回 12月19日(水)午後6時15分〜9時 (講演7時開始/最初の45分はコーヒータイムです) 会場:かがやき亭(西荻北4-4-4) 料金:1000円(安藤さんの珈琲+西荻おやつつき) 聞き手=奥秋圭(西荻丼前編集長) ある時は船団を率い世界の海へ、またある時は登山仲間と世界の高峰へ。太宰治と酒を酌み交わし、小津安二郎監督に映画界に誘われたこともあるという西荻の宝・安藤久蔵さんの連続講演会を開催します。101歳にして驚異の体力を維持し続けるヒミツから、人生のウラ話まで、なんでもきいちゃいます。 毎月第3水曜日、2013年4月まで全部で10回の講演を予定(早期終了の可能性あり)。終了後は、この講演を基にした「安藤久蔵ものがたり(仮)」を出版いたします。 申し込みは上画像の申し込み先まで、電話またはメールでご連絡くださいませ(画像はクリックで拡大できます)。 #
by enikaita
| 2012-12-15 01:53
| 西荻
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