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カフェ・ミュラー/春の祭典
振付=ピナ・バウシュ/国立劇場 映画『トーク・トゥ・ハー』観た人はとても印象に残っていると思うけど、いま国立劇場でやっているのは映画の中でストーリーのキーになるピナ・バウシュの『カフェ・ミュラー』です。 国立劇場・大劇場は、ほとんど歌舞伎専門の劇場なんだけど、なんでいきなりピナ・バウシュなの? という疑問がありました。が、行ってみてその理由が分かりました。『カフェ・ミュラー』『春の祭典』の二つとも、ものすごく舞台の奥行きが必要なのです。かつてここまでだだっ広い舞台を観たことがありません。まあ、86年に初来日した時も同じ演目でそのときも国立劇場だったんですけど。 『カフェ・ミュラー』は、舞台上にカフェの椅子とテーブルが整然と、奥の方まで並んでいる装置。ダンサーが動けば、ダンサーを見つめる男が椅子をどかして、踊るスペースを確保していく。この男のような「視線」を持つダンサーたちによって、「視線」をもたないダンサーたちが踊っていく。 『春の祭典』は、30人以上の出演者による作品。舞台一面に土が敷かれ、その上をダンサーが激しく動く。このストラビンスキーのバレエ音楽は、モーリス・べジャールの振付がとても有名。以前、某S海塾の方から、今までの人生でも屈指の作品だと聞かされていたが、まったく期待どおり。とにかくお時間ある方は観てください。 私は本当に一番後ろの席で観ましたが、この席で5000円。当日券は15000円だって。ひえ〜。
by enikaita
| 2006-04-13 22:55
| 舞台芸術
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