「日報」を名乗りながら、更新はときどき。
by enikaita
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西荻丼19号出来!
f0072231_11294477.jpg私が編集長の「西荻丼」、最新号が出ました!

今回の特集は「西荻着物生活双六」。
みなさん、和服着てますか〜? ここ数年、完全に着物の町としても定着した西荻の、特色ある着物屋さんを紹介しつつ、なにかと敷居が高そうだけど、実は快適な着物生活の奥義を、西荻の着物マイスターのみなさんに教えてもらいました。
第2記事は「〈トトロの樹〉はみなさんのおかげで残ることになりました」。昨年秋に公園化が決定した西荻のシンボル・トトロの樹ですが、そこに至るまでの過程にはいろんなことがあったんですね〜、という記事です。第3記事は昨秋開催された「西おぎ夜市&ナイトフリーマーケット」。新しいものが生まれつつ、古いものも残していきまっせという、西荻のフトコロの深さを感じることのできる号に仕上がってます。

西荻周辺のお店等に配布してますので、ぜひぜひお手にとって下さいませ!
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by enikaita | 2009-02-03 11:30 | 出来事
活版と現代デザイン
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毎月、本にまつわるトークショーを開催している「西荻ブックマーク」。今回は荻窪で活版印刷のアトリエ「LUFTKATZE」を開いている平川珠希さんがゲスト。活版印刷は、実用上は風前の灯火。職人さんも高齢化し、年ごとに状況は厳しくなっているようです。そんな中で平川さんは、頑固な職人さんと渡り合いながら、活版を自分のデザイン活動にも活かしつつ、活版印刷のワークショップなどもされているそうです。

西荻・トトロの樹の近くに「カッパ印刷」なるフザケた名前の印刷屋さんの看板があります。「カッパ印刷」だけに当然、活版印刷をされているようなので、以前から独特の質感を持った活版印刷の名刺にあこがれていた私は先日、いきなりお伺いして「活版印刷で名刺をお願いしたいのですが……」と頼んでみたばかり。残念ながら、名刺用の機械は故障し、もう直すこともできず、名刺の製作はされてないようでした。なので今回の「西荻ブックマーク」、個人的にとってもタイムリーな企画であります。

普段の仕事は、Indesignやらイラレやらで組版したデータを、メールで印刷所に送信、というだけなので、実はなんだかんだで普通の印刷現場のことも今ひとつよくわかっていないわけですが、今回のお話で、これまで奇妙だなと思っていたことが腑に落ちることもあり、活版→写植→DTPへとダイナミックに変貌してきた中でも、連綿と続く印刷のキモみたいなものに触れることができました。

一つ一つの字をピックアップしていく作業、字間を調節するために挟み込まれる「クワタ」と呼ばれる装置、活字の元型を下絵なしに削りだしてしまう90歳にならんとしている超人的な職人さんなど、活版印刷というプリミティブな装置には、膨大なエネルギーが費やされるということに感嘆し、そういう大変な苦労があってようやく組み上げられた鉛のカタマリの束が、ガシャコンと紙とぶつかり合って印字されるということに興奮。やはりこういうプリミティブな装置にはエロスがありますね〜。

ふだん、ついつい私がコスト高のフィルムカメラの方を手に取ってしまうのは、これと同じような「エロス」のせいかもしれません。モニターに映し出されただけでは物質として存在せず、幻でしかないわけだけど、ある風景が灼き付けられたフィルムは、それがどんなにしょーもない写真であっても、厳然と物質として存在しているということが、実はスゴい。私が撮ったしょーもない写真でさえスゴいんであれば、いろんな人の技術と人類の叡智がつまった活版印刷は、もっとスゴいというわけです。

今回一番驚きだったのが、個人用の活版印刷機が新たに製造され、「アダナ」というこれまたおもしろい名称で販売されていること。ちょっと欲しい〜! でもさすがに高いですね〜。

リンク
西荻ブックマーク
LUFTKATZE
朗文堂 アダナ・プレス倶楽部(←活版印刷機販売)
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by enikaita | 2009-01-19 00:55 | 出来事
トロールの森2008
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善福寺公園で催されている野外アートイベント、「トロールの森2008」。
上池の周辺にいろんなインスタレーションが点在し、ちょっといつもの公園とは違った感じ、異世界に彷徨い込んだような感覚になる。
池をめぐりつつ、公園周辺の不思議なインスタレーションを見てると、大昔にハマったアドベンチャー・ゲーム「MYST」のことを思い出した。「MYST島」に点在する不思議な造形のオブジェクトをめぐりながら、気がついたらナゾを解いている、というゲーム。でも善福寺公園版「MYST」にはナゾはなさそうです。

そんな私の「MYST」な気分を盛り上げたのが、入り口近くにあった「Spin a Yarn」という作品(上写真)。林の中に設えられた小屋。裏側に入り口があって、中にはテーブルと椅子。テーブルの上にぐるぐる糸巻きに結ばれた本。その小さな本は、今この本を手にとっている「私」についての小説。
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いつも通りのはずの善福寺公園も、小屋の窓から眺めたら、なにやら違った雰囲気になるのが不思議である。見る人が作品自体の中に入ること、文章量がヤケに多いことなど、ちょっとイリヤ・カバコフっぽいところも、私の好みなのかもしれない。

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さて、アートというのは人間がつくるという性質上、当然ながら「人工物」になるわけで、それゆえ自然の中のアート作品は、自然と対立してしまう運命にある。だからといって「自然」を意識し、寄り添いすぎても、あるいは徹底抗戦を試みても、アートは自然にはゼッタイにかなわない。
でも、善福寺公園のような都市公園の自然は、実際のところ人の手によって支えられているのだ。公園にはたくさんの人工物が点在しているわけで、そこに大自然と違ったアートの入り込めるスキマがある。そのことに気づかされたのが次の作品。

公園の中の人工物をきっちり利用したのが「青空アパート」。休憩所とその囲いに、巨大インコのぬいぐるみがいくつも括りつけてあって、かなりキモチワルイ。巨大インコの顔がのっぺらぼうだからかな?
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それにしてもこの屋根状構築物、これまで見て見ぬふりをしていたことに気づく。この形じゃ雨よけにはならないよね。藤棚でもあるまいし。何のためのものなんだろう? 意味がありそでなさそう。もしかして「トマソン」系オブジェ?……そしてこの巨大インコがくくりつけられた瞬間に、作品台座として「意味あるもの」に生まれ変わった……あるいはもともと「作品台座」として設えられたこの構築物は、自らの役割を全うするこの日を、何十年も待ち続けていたのかもしれません。……などと、アートはおかしな妄想を誘発します。

まだまだ他にもあるんだけど特に気になった2作を紹介。展示は11月23日まで。
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Nikon D40+Sigma 18-50mm F2.8 MACRO HSM
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by enikaita | 2008-11-22 23:43 | アート
トトロの樹。
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誰が名付けたか、西荻のシンボル・通称「トトロの樹」。
伐ってマンションに、という話もあったそうだけど先日、保存が決まった大ケヤキ。

この木がもし仮に、「西荻北の大ケヤキ」ってなくらいの低インパクトな名前だったら、はたしてホントに生き残ることができたんだろうか。
こんもりと空に向かって枝を広げている実物を見上げたならば、これを伐るなんてもったいない、と誰しも思うだろう。名前なんて関係ないよ、とは思うけど、名前がなじみやすかったからこそ、いろいろとコトが動いていったにちがいない。

でもトトロの樹は「トトロの樹」と名付けられる前から、もちろん映画「となりのトトロ」公開より前から、そしてもちろん、宮崎駿が生まれるより前からずっとここに生えてたわけで、きっとずっと先の未来にも、その時代それぞれに合った別の名前を与えられて、生き続けるんだろう。

写真はおよそ50年前のトトロの樹……ではなく、およそ50年前に製造されたカメラ(いつものペトリハーフ)で撮ったごく最近のトトロの樹。50年前のカメラで撮ると50年前っぽく写るのだ、と発見。

Petri Half 28mm f2.8/ NEOPAN1600 Super PRESTO / EPSON PM A-920(スキャン)
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by enikaita | 2008-11-07 19:37 | カメラ・写真


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