「日報」を名乗りながら、更新はときどき。
by enikaita
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[第三次]シアターアーツ49(2011冬)表紙の写真
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毎度演劇批評誌「シアターアーツ」発行のたびにアップしている表紙ボツ写真集。毎号、劇場の写真を撮影させてもらってます。
今回の劇場は与野本町にある彩の国さいたま芸術劇場。蜷川幸雄のシェイクスピアシリーズやゴールドシアターのほか、ヤン・ファーブルはじめとするすごいアーティストを海外から招聘して、日本に紹介している注目の劇場です。
撮影した日はちょうどジェローム・ベルのダンス(?)作品を上演していました。こちらの舞台も近年稀な評価の分かれ方で、Twitter上で絶賛する人あれば、「吐き気がした」という人もいらっしゃって、終演後3日間くらいはそれを読んで楽しませてもらいましたね。

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これは観劇前にちょっと周辺をウロウロしながら撮りました。光の感じとか、ちょうどいい時間帯だったんですね。
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表紙で使った写真のタテバージョン。こちらは公演終了後。ふだん、劇場に行くのは芝居を見るのが目的だから、建物をあんまり観察しないんだけど、あらためて見てみると、公共の劇場はどこもかなりゼイタクなつくりですね。下にも空間があって、そこでときどきライブとかやってるんですよ。
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by enikaita | 2012-01-14 00:49 | 舞台芸術
[第三次]シアターアーツ49(2011冬)
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季刊発行の演劇評論誌「[第三次]シアターアーツ」の49号(2011冬)が、昨年末に出ています。
今号の特集は「ポストドラマ演劇〈以後〉」。12年ほど前にドイツの演劇学者のハンス=ティース・レーマンさんが提唱した、というか言葉を作った「ポストドラマ演劇」について、最近はどうなってるのよということを、本人の論もまじえて検証した特集です。

ちょっと専門的なのでそれはさておきまして、今回の注目は美術家のやなぎみわさんが手がけた『1924』シリーズの既発表作2本(『1924Tokyo-Berlin』、『1924海戦』)一挙掲載です。やなぎさんといえば、若き女性が自らの半世紀後を演じた写真作品「マイ・グランドマザーズ」シリーズがめちゃめちゃ有名ですが、最近はさらに演劇的なアプローチをを深め、池袋駅前の公園で『カフェ・ロッテンマイヤー(『アルプスの少女ハイジ』に出てくる感じのあまりよくない年増メイドに扮した人が給仕をするカフェ。ときどき演劇を上演)をプロデュース。演劇界でも注目されています。
そして『1924海戦』ではついに劇場進出。この作品は、1920年代・日本の演劇運動を牽引した土方与志らをフィーチャーしたものです。こうした演劇史的な検証をふまえたような舞台が、なぜかこれまで演劇界ではあまりなされなかったのですが(近親者や直接の師弟関係がある人など、彼らと距離が近すぎるからかもしれません。あるいはどうせ見ることができない昔の演劇には演劇人の興味が向かないのかも)、美術の世界から果敢に飛び込んできたやなぎさんの舞台は、平沢計七の死に際しTwitterのタイムラインが埋まり、小山内薫がSkypeをあやつるなど、びっくりのディティールもありました。当時の表現主義の舞台を、80年前の築地小劇場『海戦』の舞台写真から再現したのにも驚きました。
やなぎさんのインタビューも併載。ちなみに続編を4月に京都でやるみたいですよ。

ほかには別役実さんと野田秀樹さんの対談「大震災と演劇」。二人の劇作家が震災後、どのようなことを考えていたのか、とても興味深い記事ですよ。

今回の表紙写真は「彩の国さいたま芸術劇場」。公演終了後、ダッシュで劇場を飛び出して、お客さんが出てくるところを撮影しました。

シアターアーツは、紀伊國屋みたいな大きな本屋さんでなら取り扱ってますので、手にとってみてくださいませ。
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by enikaita | 2012-01-11 02:08 | 舞台芸術
庭劇団ペニノ『誰も知らない貴方の部屋』
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奇想天外なアイデアでビックリさせてくれる注目の劇団、庭劇団ペニノの新作公演、『誰も知らない貴方の部屋』のチラシをつくりました。今回は、演出のタニノクロウさんが描いた元絵をもらい、私はそこに文字を配置しただけなんですけどね。

それだけじゃあ、わたし的に作業が少な過ぎでおもしろくないので、作品ロゴつくってみました。今回の作品の会場である「はこぶね」という劇場は、言い換えれば「都内某所」、とあるマンションの一室だそうです。どうやら、そういう場所で行われる「部屋」に関する舞台ということのようなので、部屋に関するものを文字の中に入れ込んでみました。
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四畳半に天袋、蛇口にドアノブなどが、隠れキャラとして組み込まれてます。まあ、見ればすぐわかりますよね。……でも、「誰」の字のへんの四畳半部分の上の2本の線が実は、側面から見た「和式トイレ」になっているというのは、まだ気づかれてないかもw
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公演情報↓
庭劇団ペニノ
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by enikaita | 2011-12-28 01:20 | 舞台芸術
第2回日韓演劇フェスティバル
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今回で2回目となる「日韓演劇フェスティバル」の東京版総合チラシをつくらせていただきました。
“日韓演劇フェスティバル”のハングル表記をデザイン化したものを地模様に、手書きのロゴを載せ、下には波。どうも「日韓」となると、硬調になりすぎちゃうことがままあるので、手書きのロゴでやわらかくしてみた次第です。

波のイメージは、最近ハマっている韓国演歌を聴いてる時に思いつきました。「海が〜ふたりぃ〜を〜、引き〜はーなぁすぅ〜♪」(『カスマプゲ』)はじめ、『釜山港へ帰れ』など、韓国演歌には「別れ」がつきものなんですけど、その舞台の多くがだったりして。なんでかなと思ったんですけど、ビビビッと来ました。恋人を乗せた船が海をわたって行く先は、どう考えても日本なんですよ。『釜山港へ帰れ』が、原曲では日本に行ったまま帰って来ない兄弟のことを歌った曲だというのは有名な話ですね。

これは完全な余談ですが、「別れ」の歌が多いのは、いわゆる分断国家であることと関係があるように思います。そしてこの悲劇を直接的なテーマとしては歌えないがゆえに、海を隔てた日本にそのイメージを仮託してるんではないでしょうか。

……本題に戻りまして、日韓両国を引き離す海は同時に、両国を力強く結びつける象徴的な存在でもあるわけです。というわけでこのチラシの波は、両国のあいだに横たわる対馬海峡の荒波を意識してみました。また、すっかり浸透した感のある「韓流」のイメージも重ねました。
この時期に「波」をチラシのモチーフにすることについて、主催の日本演出者協会さんの中でちょっと議論があったみたい。でも尊重して下さいました。ありがとうございます。

というわけで、日韓演劇フェスティバル、来年の1月17日〜2月19日まで、東京・大阪・福岡の三箇所で開催されますよ。

主催者HP
詳細ページ
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by enikaita | 2011-12-13 01:46 | 舞台芸術
日本劇作家協会「戯曲に乾杯!」
f0072231_2321691.jpg日本劇作家協会が主催する「リーディング・フェスタ2011 戯曲に乾杯!」のチラシをつくりました。
新人戯曲賞の公開選考会をはじめとして、候補作のプレビュー・リーディング、別役実さんが監修するコント研修会の発表に、市毛良枝さん、占部房子さんらが出演するリーディング&ディスカッションなど。

今回のチラシコンセプト、実は、「執筆につまっている劇作家が、チラシを依頼されちゃいました」だったというのは、主催者さんにはヒミツです。この劇作家、原稿用紙を目の前に、アイデア欠乏のあまり締め切りの迫った戯曲を書くはずのマス目をボールペンでぐりぐり。そうしてるあいだにコーヒーカップのしみまでつけちゃたというわけです。

リーディング・フェスタ2011 戯曲に乾杯!は、12月10日(土)、11日(日)、会場は座・高円寺2です。

イベント詳細はこちら〜
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by enikaita | 2011-12-07 23:23 | 舞台芸術
「秀作短編ドイツ編」『水晶の夜』「舞台芸術のクリティック15」
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最近つくったものをまとめてご紹介します。
ひとつはITI世界の秀作短編研究シリーズ・ドイツ編のチラシ。上演の機会が少ないドイツの一幕物演劇を紹介する企画です。カタカナをでっかく扱ってみました。日本語がぜんぜんわからないドイツ人デザイナーがチラシをつくったらこうなる、というイメージなんですよ、というのは、主催者さんにはヒミツです。
12月16〜18日までがシアターイワト、19・20が東京ドイツ文化センターです。主催者HP

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オイリュトミー公演『水晶の夜』。表が白黒、裏がカラー印刷という変則チラシ。ヒビ割れは家にあったひわれ文様のお皿をスキャナでとりこんだもの。きっとフォトショップとかで上手につくれるんでしょうけどねえ。12月17・18日、神楽坂セッションハウスです。主催者HP

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世田谷パブリックシアター・舞台芸術のクリティック」のチラシです。ここ4回ほど同じデザインで、色の組み合わせを変えてます。今回は渋いオレンジと緑の組み合わせ。色を決める時にたまたま、長唄の「松の緑」を聞いてたからこの組み合わせになりました。いいのか、そんな決め方で。主催者HP
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by enikaita | 2011-11-09 16:36 | 舞台芸術
世田谷パブリックシアター レクチャープログラム
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世田谷パブリックシアターレクチャープログラムのチラシリーフレットをつくりました。A4二つ折りです。2つの劇場でいつも注目の演劇やダンスを上演している世田谷パブリックシアターですが、舞台芸術に関するいろんなレクチャーもやってるんですよ。

いくつかはどちらかと言うと現場向けなのですが、「舞台芸術論」講座は一般の方も面白いんじゃないかしら。
10月は「歴史/表現/地域からみるサーカス文化」という講座を開講、来年1月からはコンテンポラリーダンスの講座です。サーカスの講座は個人的にちょっと気になってます。

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というのも先月、四国で木下大サーカスを見たからなんですよ。ヌーヴォーシルクのおしゃれなサーカスが席巻する中、そういうものを取り入れながらも、伝統芸の「葛の葉」や、「青竹渡り」、「くだけばしご」もしっかり守っているんです。
私が観た時は残念ながら「葛の葉」はやりませんでしたが、地味ながら緊張感みなぎる「青竹渡り」にはいたく感銘を受けました。
私が幼稚園の時に富士急ハイランドで観たのも木下大サーカスですね。鉄球の中をオートバイがぐるぐる回るパフォーマンス、あれを見て思い出しました。幼稚園と小学生の姪っ子姉妹と観に行ったのですが、2人とも、ちょうど私が木下大サーカスを観た時と同じくらいの年齢。記憶が受け継がれたような、ちょっと不思議な感覚です。

サーカス講座の初回は藤井慎太郎さんの「サーカス・大道芸の再誕生」だそうです。10月6日(木)19時半から

そうそう、このレクチャープログラムのチラシ、イメージとして椅子をちりばめてるんですけど、ウラ面に描かれている積み重ねられた椅子は、サーカス芸「七丁椅子」。ふふふ、誰も気づかないでしょうけど。

世田谷パブリックシアター レクチャープログラム←詳細
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by enikaita | 2011-10-05 10:28 | 舞台芸術
シアターアーツ48表紙ボツ写真集
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目黒の碑文谷にある圓融寺というお寺で上演された流山児★事務所『花札伝綺』(作=寺山修司)のリハーサルにおじゃましました。てっきり仏像を背後にして舞台を組んでいるものだと思っていたら、行ってみてびっくり、仏像に相対するかたちで舞台がつくられていたんです。

お寺で上演してることがわからなきゃ意味が無いですからね、いかにもお寺っぽいモチーフを入れこみつつ、「演劇やってます」ということをアピールするにはどうしたらいいかな。ここはシロウトの浅知恵。広角で撮るのが手っ取り早い。なんでもかんでも入れてしまえ! というわけで、表紙に使った写真は、蓮の花をいれこんでみました。きっとプロフェッショナルな人は、「写真は引き算」とか言って、要素を削ぎ落してバシッと決めるんでしょうがねえ。

某テアトロ誌で、毎号表紙の写真を撮っている写真家のミヤウチさんは、劇場で会うといつも表紙の批評をしてくれます。「オクアキ〜、こりゃ引き過ぎだよ!」。もっと対象に近づけとのこと。勉強になりますです。

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こちらは最後まで残ってた候補。左奥に本尊の阿弥陀仏が見えてます。
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お寺って、天井がカッコイイんですよね。
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流山児★事務所のお芝居は、歌あり踊りありエンターテインメントです。場所をめいっぱい使っている感じを出してみました。

この公演が行われた圓融寺、実はとっても由緒あるお寺で、平安時代に円仁が創建したとの寺伝が伝えられているそうです。境内には室町初期に建てられた国の重要文化財、釈迦堂があります。こちらなんと東京23区内最古の木造建築だそうです。
と思いきや、圓融寺HPココ)によると、演劇やライブの他に、坐禅と婚活のコラボ企画「坐禅コン」とか、“僧職”系男子のトークイベントとか、かなり攻めの姿勢でびっくり。当然のごとくtwitterもやってます。

というわけでシアターアーツは、大きな書店で売ってます。お手にとってご覧くださいませ。
シアターアーツHP
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by enikaita | 2011-09-30 01:04 | 舞台芸術
[第三次]シアターアーツ48 2011秋
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表紙や中面まで、編集やデザインでお手伝いをしている演劇批評誌[第三次]シアターアーツの48号ができました。

今回の特集は「翻訳者の使命」。硬質なタイトルですが、特集の中心となるシンポジウムがおもしろいです。蜷川幸雄の舞台をメインにそれぞれ翻訳活動をしている、ギリシャ劇が専門の山形治江さんと、シェイクスピア劇が専門の松岡和子さんがパネリスト。

ほとんどの日本人ギリシャ劇研究者が、ギリシャ劇を翻訳するにあたって古代ギリシャ語を翻訳している中で、山形さんはあえて現代ギリシャ語を使っているそうです。ちなみにギリシャでは、現代ギリシャ語で上演されるのがほとんどで、古代ギリシャ語を理解するのはごく一部のインテリ層だけとのこと。

日本のギリシャ劇研究者の権威がギリシャに行った時、タクシーの運転手に古代ギリシャ語で話しかけ、運ちゃんがまったくちんぷんかんぷんだったというエピソードが興味深かったです。そりゃあ外国人にいきなり「この所をばいかなる所と申し候ぞ」とか話しかけられたら、面食らいますものね。

上演テクストは福島の満塁鳥王一座が上演した『キル兄にゃとU子さん』(作=大信ペリカン)。地元発信の演劇として、いち早く震災(と原発事故)に反応した、かなり重要なドキュメント。

表紙の写真はオレ撮影です。目黒の由緒あるお寺「円融寺」で行われた寺山修司作『花札伝綺』(流山児★事務所)のリハーサルにおじゃましました。お寺の本尊である阿弥陀仏に向かい合う形で設えられた舞台。次回ブログでは、ボツ写真公開です。
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by enikaita | 2011-09-29 00:26 | 舞台芸術
『父が燃える日』
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父が燃える日』というお芝居のチラシをつくりました。
東京観光旅行に来た家族が出てくるお芝居なので、富士山と丹沢山地をバックに、東京のいろんな名所をちりばめてみましたよ。

昨日が稽古初日とのことで、稽古場におじゃましてきました。初めての読み合わせ稽古でも、だいたいなんとなくできちゃうんだから、役者さんってすごいですね。次に見るのは本番初日かな。どんなふうに立ち上がっていくのか、今から楽しみであります。

文化庁主催 新進演劇人育成公演[劇作家部門]
父が燃える日
作=古川貴義(箱庭円舞曲)
演出=磯村純(劇団青年座)
2011年9月14―19日
青年座劇場

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by enikaita | 2011-08-03 23:59 | 舞台芸術


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