「日報」を名乗りながら、更新はときどき。
by enikaita
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[第三次]シアターアーツ51 2012夏
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旅日記の途中ですが、ここらでちょっとひと休みしてお知らせを。
表紙から中のレイアウトまで、いろいろお手伝いをしている国際演劇評論家協会発行の雑誌「シアターアーツ」が、編集長がかわってプチリニューアルしました。
ひきつづき表紙の写真も担当しています。前回まではいろんな劇場の写真でしたが、今号からはそこに少女がプラスされました!
この場所は横浜にあるKAAT神奈川芸術劇場の稽古場に隣接した屋上スペースです。野外公演ができるくらいの広さがあり、板張りのコーナーもあるんですよ。そのうちなにかおもしろいパフォーマンスを上演する予感がします。

次回以降に、表紙で使わなかったボツ写真を公開しますので、お楽しみに〜。
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by enikaita | 2012-07-08 02:49 | 舞台芸術
仙台2(南東北の旅その2)
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仙台駅前からバスで20分。工場や倉庫などが多い卸町(おろしまち)というエリアの一角にたどり着きました。バス停を降りた時は、まわりに誰も人がいないのでかなり不安でしたが、なんとか目的地に到着。演劇・ダンスのスタジオ・10-BOX(テンボックス)です。練習や小規模な作品発表に使用可能なパフォーマンススペース。地方都市ではめずらしく、小さな規模の舞台芸術に特化した施設です。
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練習場や事務室にかこまれた中庭のような空間は、ウッドデッキになっています。

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「ヤアヤア」。中をフラフラしてたら、声をかけられました。ダンサーの定方まことさん。知ってる顔を見つけて、ようやくほっとしました。実は定方さんと鯨井謙太良邑さんのオイリュトミーユニット「CORVUS」の『時代の未明から来たるべきものへ 』仙台公演(ちらしをつくったのです)を観に、仙台まで来たのでした。

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公演終了後にはすこし歓談タイム。最後はなぜかみなさんに見送っていただきました。ずらりと並んだのがなんかカッコよかったので、ちょっと一枚。

f0072231_14512612.jpgすでにバスの時間は終了。しまったな〜。しかし拾う神あり。車でいらした方に同乗させていただくこととなり、仙台市の中心部へもどることができました。道中の車内でオススメされた国分町の居酒屋前で降ろしてもらいましたよ。緑提灯がぶらさがってる店は地場産品応援の店(西荻にもぶらさがってるのを見たことがあります)。つまり「復興支援度」が高いということですね。仙台に行く方は要チェック。

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昼間歩いたアーケードを、逆にたどって旅館までの帰り道。だいぶ遅い時間だったけど、けっこう人が多いなあ。さすが大都会。(またつづく)
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by enikaita | 2012-06-17 15:05 | 旅行
[第三次]シアターアーツ 定期購読募集中
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次から編集長が代わってプチ・リニューアルする「[第三次]シアターアーツ」の51号をきのう、印刷屋さんに入稿しました。
大きな本屋さんにしかでまわらない雑誌なので、ご興味ある方は、発刊次第で直接配送される「定期購読」がオススメ。

というわけで、「定期購読募集」のチラシをつくっています。写真も撮りましたよ。
こちらの場所は、KAAT 神奈川芸術劇場のアトリエガーデンです。撮影日はあいにくの曇天でしたが、くるみさんはげんきいっぱいでした。リニューアル51号の表紙写真もお楽しみに!

これまで、おカタい演劇評論雑誌というイメージでしたが、ちょっと違うよというところが感じられたらいいなあと思います。

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チラシ裏面は「シアターアーツ劇評家講座」のご案内。毎月、座・高円寺で講座をやることになっています。こちらはシアターアーツ43号の表紙写真をつかいました。

くわしくは
http://theatrearts.activist.jp/
へ。
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by enikaita | 2012-06-15 11:53 | 舞台芸術
ト書き48号
f0072231_123435.jpg日本劇作家協会が発行する機関誌「ト書き」の48号ができました。前号より、中身と表紙の作成に携わっています。今号は「東日本大震災から1年」ということで、劇作家のみなさんが、この大きな苦難にどんなまなざしを向けているのか、それぞれ文章を寄せています。

また今号は斎藤憐さんの追悼特集となってしまいました。前号は井上ひさしさんの追悼特集でしたが、演劇界がたてつづけに巨星をうしなってしまったのは本当に残念ですね。

  *   *   *

まじめな話から、いきなり呆れさせる展開で恐縮なのですが、今回もこっそり「ゆるキャラ」(これってみうらじゅんさん他の登録商標だったんですね。駅の広告に「ゆるキャラ®大集合」と著作権記号がついていて、そこで知りました)をつくりました。

f0072231_1334939.jpg「トガッキー氏」(職業はもちろん劇作家!)は、前号で登場。表紙の「」の字が顔になってるのね。

もいっこつくったのはこいつ。

f0072231_1455015.jpg速報」というコーナーを臨時に作ることになり、こんな目つきの悪いキャラが誕生しました。われながら、ちょっと強引な印象は拭えないのですが、「」の字がボデーになってます。キャラの名前は……えーと……「クロイワくん」にしようかな。ももの太さがスピードスケートの選手並ということで。もちろん出身は嬬恋村です。ちょっと古すぎた?
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by enikaita | 2012-04-20 01:57 | 舞台芸術
第9回杉並演劇祭 開催ちゅう
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ご報告が遅れましたが、31日まで開催中の第9回杉並演劇祭のポスターと総合パンフレットをつくりました。

フェスティバル・ロゴはこれまで使われていたものをそのまま使用しています。あとはイキオイがほしいよなあと思いまして、後ろに元祖天才バカボン風のピカピカを入れこみました。ロゴの周りのまわってるのは山椒魚

杉並といえばやっぱり西荻。西荻といえばピンクの象だよなあ……と思って、最初はピンクの象にまわってもらおうと考えたのですが、それではあまりに地元びいきが過ぎるので(笑)、ちょっと考えなおしました。
杉並の文豪といえば清水町(四面道のあたり?)に住んでた井伏鱒二。というわけで山椒魚は、井伏センセイの代表作『山椒魚』からの連想です。なにぶんあわただしくつくったので、ちょっと強引なアイデアになってしまいました。……でも、杉並名物キャラのなみすけって山椒魚じゃないのかなあ?

そういや西荻のコーヒー豆屋、101歳の安藤久蔵さん、学生時代に井伏鱒二先生の家で天丼をごちそうになったことがあるんだそうです。井伏邸を訪れたときに庭木の手入れをしていたのが、安藤さんの一歳年上にあたる太宰治で、その後太宰とは、何度もカフェに行ったり、酒を飲んだりしたんだそうですよ。

話をもとに戻しましょう。
総合パンフレットには「杉並区劇場MAP」をつけました。なにぶん突貫工事だったので、杉並演劇祭参加の公演がない劇場を入れられなかったのが個人的には心残りですが、南阿佐ヶ谷あたりにいくつも小さな劇場があるのを知ることができたのは収穫でした。
まあ、寺山修司の市街劇『ノック』も、阿佐ヶ谷一帯で上演されたわけですし、建築としての劇場だけが劇場じゃない。いたるところどこでも劇場になるのだ!……というスタンスで本来はつくりたかったのですが、そういう地図をつくるには数年かかりますな(笑)。なので今回は時間切れ。

中央線の駅構内に貼ることになってたらしいんですけど、どこかに貼られたのかなあ。まだ見てないんですよ。
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by enikaita | 2012-03-28 22:45 | 舞台芸術
シアターアーツ50号表紙写真は「ブレヒトの芝居小屋」
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[第三次]シアターアーツ50号の表紙写真は西武新宿線・武蔵関にあるブレヒトの芝居小屋です。ここは東京演劇アンサンブルという劇団のアジト……もとい、拠点となっている劇場です。東京演劇アンサンブルは、俳優座養成所の三期生が組織していたチェーホフ研究会が発祥となっているそうです。私も最近二度ほど公演チラシとパンフレットをつくらせてもらってお世話になりました。

この芝居小屋、実はもともとは映画スタジオだったんですけど、劇団の人たちが改造して、79年に劇場としてオープンしたのだそうです。どことなく廃墟のような、あるいはアジトのような(失礼!)佇まいですけど、人の手がかかって、大事に使われてるというのがよくわかります。ステキな劇場だから、いろんな人に知ってほしいのですが、日本の現代演劇というのは、やる側も見る側もタコツボみたいなもので、自分が足を運ぶ範囲の外にあるものについては意外と知らない方が多いので、今回表紙で紹介することにしました。

これはついでの話なんですが、私が上京して最初に外国人が演出した芝居を見たのは、この場所でした。ヨーゼフ・サイラーという人が演出したハイナー・ミュラーの“問題作”『ハムレットマシーン』。客席のないがらんどうの空間に放り込まれ開演、黒い服を着た役者さんたちがぞろぞろ登場、それぞれ勝手に、例のわけわからんせりふ(「ブタのペストォ!」みたいなやつです)をがなりまくってました。お客さんは移動自由。挑発的な舞台だったので、若かった私はついつい「こういうのはひとまず乗っておこう」と、まんまと挑発されまして、上演中に役者さんに触ったり、手をたたいたり、通り道を通れなくしたりなどして遊んでいました(笑)。あとから聞いたうわさ話ですが、やっぱり私のような客が続出して、演出のサイラーがやりすぎる観客にダメ出しをしたことがあったらしいです。……まあともかく、『ハムレット』を読む前にこれを先に観たのは、いろんな意味で失敗でしたね(笑)。でも、だいぶ昔のことなのによく覚えてますから、やはりインパクトがあったのでしょう。

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こちら、芝居小屋の裏側です。中央が事務所とロビー棟、右が劇場、左はアパートみたいな感じなのですが、映画関連の事務所がいまもあるみたいですね。中庭の空間には洗濯物を干す紐が張られていて、晴れた日には洗った舞台衣裳とかがはためくのでしょうか。劇団ってのは「コミューン」なんだよな、というのを感じさせる空間です。

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こちらは正面の方から見た状態。以前このブログでも紹介しましたが(こちら)、このペンキ看板は、劇団の方の手書きです。この日にやってた『荷』という公演は、私がチラシをつくったもの(こちら)なので、劇団の方がそれをじっくりながめながら、この看板にしたのかと思うと、うれしい半面、気づかなかったアラが見つけられちゃうんじゃないかと怖くもありました。
なんでもその昔、劇団員のなかに映画の看板描きの仕事をされていた方がいたそうで、みんなでその人の技術を学び、それが今に伝わっているのだとのこと。

ちなみに表紙に採用されたトップの写真にうつっている人影、実はお客さんではなく、そこらで忙しく働いていた劇団の方を呼び止めて、「お客さんのふりをして歩いて下さい」と、お願いし、写りこんでもらったんです。ご協力ありがとうございました〜。
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by enikaita | 2012-03-27 00:22 | 舞台芸術
[第三次]シアターアーツ創刊50号!
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季刊発行の演劇評論雑誌シアターアーツが、今回でついに創刊50号
思えば最初にN編集長にお声がけいただいたのが2004年夏の19号、それからずっと表紙と中身のデザイン・レイアウトをやっていて(ごくたまに原稿も書いたり)、ここ2年の「[第三次]」になってからは、表紙の写真までも担当(47号は除く)。演劇界でもっともおカタい雑誌と言われていますが、すこしでも読みやすい版面(はんづら)になるよう、じわりじわりと進化させてきたつもりです。

今号は、とんでもないことが起こった2011年を、舞台芸術を通して振り返るという特集号。例年どおり、評論家の投票による「ベスト舞台・ベストアーティスト」を掲載しています。が、今年はちょっと勝手が違いますね。震災前と後とでは、舞台の見かたががらっと変わってしまいましたから。恒例の年間総括座談会でも、たんに昨年の舞台を振り返るだけでは、あまり意味がないだろうということで、震災と原発事故をキーにして、議論が進んでいます。

ちなみに私が昨年、震災後に見た演劇の中で印象に残っているのは、松尾スズキが演出したテネシー・ウィリアムズの『欲望という名の電車』です。
実際は破綻しているのにその場を取り繕い、ウソをうわぬりすることで、自分でもそれが本当のことのように思いこんでしまう、とってもあつかいにくい女ブランチのことを、「こりゃ原発だよ!」とおもったわけなんです。まあブランチ=原発というのは、私の勝手な見立てで、松尾スズキさんがそれを意図したわけではないのでしょうが、まさか天下の名作『欲望という名の電車』を、原発で読み解こうとする日が来ることになるとは……。

ただお湯をわかすだけのために、処理に何万年もかかる放射性廃棄物を蓄積し、その問題は棚にあげて「安全・安心・エコ」を唱えつづけていた原発さんには、スタンリーのせりふ「こうなることは、はじめからわかってたんだ!」をあびせかけたいところです。おかげでスタンリーという人物の捉え方がだいぶ変わりました。……とは言え、『欲望〜』のスタンリーがトンデモ野郎だということに変わりはないわけですが……。でもブランチをめぐる状況というのは、原発をめぐるいろいろな状況に対しても、ときに示唆的なんじゃないかと思った次第です。
……おっと話がだいぶそれました。

表紙写真の劇場は、西武新宿線・武蔵関駅にある「ブレヒトの芝居小屋」。老舗劇団・東京演劇アンサンブルの劇場です。もともとはどーんと広い映画スタジオで、それを劇団の人が30数年前に改造したのだそうです。最近そこらじゅうにあるモダーンな公共劇場が持つ、どこか冷たい感じとは一線を画した、なにかが起こりそうな予感のするステキな劇場です。次回は表紙ボツ写真公開です。

[第三次]シアターアーツ
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by enikaita | 2012-03-24 23:59 | 舞台芸術
最近つくったもの2012年1〜2月
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まめに更新すればいいものを、ついついさぼってしまっています。ここ最近作ったチラシを一気にご紹介。まずはテラ・アーツ・ファクトリー『最後の炎』。数年ずっと作らせてもらってますが、いつも幅185ミリの変形A4サイズです。演劇のチラシって、A4サイズが暗黙の標準になってるんですけど、個人的にはちょっとやぼったいカンジがするんですよね、A4って。この大きさ、もっと流行らないかなあ。
写真は演出家の林さんがドイツのニュルンベルク博物館に行った時のスナップで、それをザクザクと加工しました。

公演情報
テラ・アーツ・ファクトリー『最後の炎』


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いつも作っている世田谷パブリックシアターの劇評レクチャー「舞台芸術のクリティック」です。デザインはずっと同じで、色のパターンを変えてます。今回は春なので(?)濃ピンク。

開催情報
世田谷パブリックシアター「舞台芸術のクリティック」


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オイリュトミーユニット・コルヴスのお二人が、仙台で公演『時代の未明から来たるべきものへ』を上演するので、それの仮チラシ。西荻のハンサム食堂(完全に余談ですが、仙台の方がいらっしゃるそうで、今なら復興支援チャリティもあって東北の酒が安いのです!)で相談しているうちに、だんだん盛り上がっちゃって、仮チラシどころかプレミアムチラシに。B4サイズのトレーシングペーパーに印刷しました。これはデータなので、素材感が全然出てないのが残念。真ん中の曼荼羅みたいなのはTOJUさんという美術家さんの作品に某有名建築物の航空写真を重ねあわせたものです。

公演情報
コルヴス『時代の未明から来たるべきものへ』仙台公演


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最後にもう一つ、雷ストレンジャーズという劇団のシラー作『たくらみと恋』。演出の小山さんは、私の暗黒時代(笑)をちょっとだけ知る人物。昨年ちらしをつくった『ITI世界の秀作短編研究シリーズ・ドイツ編』の公演の時に、ハイナー・ミュラー作品を上演していらっしゃって、約10年ぶりくらいにお会いし、ちらしをつくることになりました。阿部剛史さんが書いた絵に文字を載せました。

公演情報
雷ストレンジャーズ『たくらみと恋』

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by enikaita | 2012-02-26 01:03 | 舞台芸術
日本劇作家協会「戯曲セミナー」
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日本劇作家協会が毎年開催している「戯曲セミナー」のチラシを作りました。
別役実さんなど、日本を代表する劇作家が直に教鞭をとるセミナーですから、ほんとに貴重な機会ですよ、これは!

というわけで時はさかのぼって昨年の暮れのこと。このチラシを製作するためのうちあわせで、御茶ノ水駅前の喫茶店に関係者が集いました。そこで拝見したのが昨年度版のチラシ。原稿用紙がモチーフだったんです。ついこないだ作った日本劇作家協会のイベント「戯曲に乾杯!」のチラシで原稿用紙ネタは使ってしまったので、今回は封印。
そこでおそるおそる、打ち合わせにいらしていた横内謙介さんと鈴木聡さんにお訊ねしたんですわ。

原稿用紙で書いてらっしゃる劇作家っていらっしゃるんですか?」。これには二人とも即答しました。「いまどきいないって!」。二人の大物劇作家に言われひと安心、原稿用紙に替わり、キーボードとモニターを堂々とチラシのモチーフにしたわけなんです。といってもいきなり最新の液晶モニターではアレですから、ひとまずブラウン管風にしてみました。……でも、原稿用紙にきっちり書いてる人、探したらいるかもしれませんね。少なくとも大学ノートに戯曲を書く人はたくさんいそうです。

できあがった後で、ビジュアル的にテレビシナリオのセミナーと誤解されるんじゃなかろうかとも思いましたが、そういう人が行ってもいいんじゃないかなあ。とにかくかなりすごいセミナーですから、内心本気で劇作家をめざしている人は行ってみるといいと思いますよ。

セミナー情報こちら↓
日本劇作家協会「戯曲セミナー」

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by enikaita | 2012-02-16 23:59 | 舞台芸術
『荷(チム)』東京演劇アンサンブル公演
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武蔵関にある東京演劇アンサンブルが、韓国の鄭福根(チョン・ボックン)さんの『荷』(「チム」と読みます)を上演することになり、チラシをつくらせてもらいました。

終戦直後、朝鮮人をたくさん乗せて青森から釜山へ向かう帰還船の浮島丸が、舞鶴沖で謎の爆発をし沈没した事故(事件?)をもとにした、現代まで日韓両国に横たわる「荷」についての物語です。

イラストとタイトル文字は沢野ひとしさん。「山の本」の表紙の人だ、わーい! と、うきうきしながら原稿をおあずかりしました。船が爆発して、人がぷかぷか浮いてるというイラストなので、あまり「うきうき」という感じではないんですけどね。「荷物」に関するお話なので、行李のパターンをイラストの背景にしてみました。

スタッフ陣もゴージャス。演出は燐光群の坂手洋二さん。意外や、東京演劇アンサンブルでは、外部から演出家を招くのは初めてだとか。音楽は、最近ではスペシャルドラマ『とんび』の音楽を担当した大友良英さん、衣裳の緒方規矩子さんと美術の加藤ちかさんは、演劇界のトップランナーです。振付は、ダンスカンパニー「ニブロール」の矢内原美邦さん。宣伝美術は沢野ひとしさん。そしてその豪華ラインナップの中になぜかオレの名前も。……いや〜恐縮です。

こちらの芝居、日韓演劇フェスティバル参加作品です。日韓演劇フェスティバルは昨日(17日)開幕しました! メイン会場のあうるすぽっとでの3作品はこれから順次上演。そちらとならんで、武蔵関のブレヒトの芝居小屋で上演される『荷』もぜひ足をお運びください。

東京演劇アンサンブル
『荷』
2月24日(金)〜3月4日(日)
会場:ブレヒトの芝居小屋

公演の詳細はこちら

日韓演劇フェスティバル総合情報はこちら
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by enikaita | 2012-01-18 13:27 | 舞台芸術


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