「日報」を名乗りながら、更新はときどき。
by enikaita
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[第三次]シアターアーツ48 2011秋
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表紙や中面まで、編集やデザインでお手伝いをしている演劇批評誌[第三次]シアターアーツの48号ができました。

今回の特集は「翻訳者の使命」。硬質なタイトルですが、特集の中心となるシンポジウムがおもしろいです。蜷川幸雄の舞台をメインにそれぞれ翻訳活動をしている、ギリシャ劇が専門の山形治江さんと、シェイクスピア劇が専門の松岡和子さんがパネリスト。

ほとんどの日本人ギリシャ劇研究者が、ギリシャ劇を翻訳するにあたって古代ギリシャ語を翻訳している中で、山形さんはあえて現代ギリシャ語を使っているそうです。ちなみにギリシャでは、現代ギリシャ語で上演されるのがほとんどで、古代ギリシャ語を理解するのはごく一部のインテリ層だけとのこと。

日本のギリシャ劇研究者の権威がギリシャに行った時、タクシーの運転手に古代ギリシャ語で話しかけ、運ちゃんがまったくちんぷんかんぷんだったというエピソードが興味深かったです。そりゃあ外国人にいきなり「この所をばいかなる所と申し候ぞ」とか話しかけられたら、面食らいますものね。

上演テクストは福島の満塁鳥王一座が上演した『キル兄にゃとU子さん』(作=大信ペリカン)。地元発信の演劇として、いち早く震災(と原発事故)に反応した、かなり重要なドキュメント。

表紙の写真はオレ撮影です。目黒の由緒あるお寺「円融寺」で行われた寺山修司作『花札伝綺』(流山児★事務所)のリハーサルにおじゃましました。お寺の本尊である阿弥陀仏に向かい合う形で設えられた舞台。次回ブログでは、ボツ写真公開です。
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by enikaita | 2011-09-29 00:26 | 舞台芸術
青春18きっぷの旅その4(観音寺〜愛媛)
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香川県観音寺市にやってまいりました。カンノンジではなく、カンンジが正しい発音。

観音寺といえば「銭形の街」。時代劇『銭形平次』のオープニングで出てきた寛永通寶を描いた砂絵があるのです。それで「ああ、あれね」と思った人は20代ではありませんね。↓これです。
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展望台のある琴弾公園まで、タクシーでひとっとび。でかかったです。砂絵のバックの白砂の浜辺もきれいですね。帰ってからGoogleMapでチェックしちゃいました。この砂絵、真上から見ると楕円形なんです。
暑いし、蚊はいるしで、見学は早々に切り上げ、待ってもらっていたタクシーに再乗車。観音寺のうどん屋さんへ直行してもらいました。

観音寺といえば私にとっては『銭形平次』ではなく、『青春デンデケデケデケ』。でも面影はないですね。街全体も今ひとつ活気がなくてちょっと残念。そういえばさっきのタクシーの運ちゃんも、ちょっと投げやりな印象だったかも。車内が荒れてました。あ、それは街じゃなくってパーソナリティの問題か。
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絵に描いたようなシャッター街です。シャッターに絵が描いてありました。
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いたるところ、寛永通寶。ここは公園でしょうか。それにしても誰も歩いてないよ。暑かったな〜

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さて、18きっぷの旅、ここまでがんばってきたので、ちょっとここらで特急に乗車してみましょう。自由席特急券ときっぷを新たに買い求め、今治までドキンちゃん仕様の「しおかぜ」に乗車です。
ところが帰省の時期ということもあって、自由席は満員。しかたなくデッキにいたのですが、暑いのなんの。やたらに揺れるし、これまでの爽快かつのんびりした旅からうってかわって、てきめんに気分が悪くなりました。
そもそも予讃線のレールは、こんなスピードの電車が走るようにはできてないんでしょうね。景色もほとんど見ることができず、スピードと引き換えにいろんなことを犠牲にしてしまったようです。しまったな〜
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というわけで、今治からはふたたび鈍行に乗り換え。足を伸ばして座席に座り、ほっと一息。一番前の運転席のところには、一人旅のマルテツくんが陣取っていて、景色をエンジョイしているようです。進行方向の右手には瀬戸内海。
スピードは遅いけど、体への負担が明らかに少なく、大変快適です。鈍行バンザイ!
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というわけでゴールの伊予和気駅に到着。駅舎がなかなかかわいいでしょ。こちら、ヨメの実家の最寄り。近くには四国八十八ヶ所の53番目、円明寺(菅前首相がここまでお遍路したということでちょっと有名になった寺)があるんですよ。(ひとまずおわり)
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by enikaita | 2011-09-28 00:33 | 旅行
青春18きっぷの旅(その3 滋賀県瀬田〜四国)
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能登川駅から瀬田駅へ移動し、ここで一泊。瀬田で泊まったのには特に理由はないんですよ。駅前のビジネスホテルが安かったんです。翌日は早起きして始発に乗車。ドーンパープルの空をムクドリの大群が飛び交っていました。
今回のブログは車窓風景ばかりの手抜き構成です。
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それにしても新快速って早いですね。あっというまに姫路に到着。途中、新長田の鉄人28号とか、明石海峡大橋とか、加古川の赤レンガとか、いくつかフォトジェニックな物件を撮りのがしました。姫路の映画館、「」の字と「」の字がカッコイイ!
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山陽本線吉永駅。なんでも、備前焼の牛をお供えする「田倉牛神社」という神社が名所なのだそうです。牛好きとしては、いつか行かねばならないでしょうね。
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これは日本? 水が鏡のようになっていました。
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そして瀬戸内海! この橋を渡るときは胸踊りますね。いつもこの路線に乗ってるはずの車掌さんが、気持ちよさそうに外をながめているのを目撃。
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やがて四国入り。坂出のコンビナートがお出迎え。工場萌えです。
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瀬戸大橋を渡りきりました。
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そして、こんなとこで途中下車してみました。(つづく)
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by enikaita | 2011-09-26 00:44 | 旅行
青春18きっぷの旅(その2 愛荘町)
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近江鉄道の愛知川(えちがわ)という駅で降りました。こちら愛荘町は、近江上布という麻布の産地だそうです。駅前に一台だけ停まっていたタクシーに乗りこみ、近江上布の資料館「手おりの里 金剛苑」に向かいました。元小学校を移築した建物もとても魅力的で、中には機織り機などの道具や、貴重な古布などが展示してあります。

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手織り教室もやっているそうで、現役バリバリの機織り機も置いてありました。
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先にこのように糸を染め、これを模様がずれないように織り上げるのだそうです。

展示資料も貴重ですし、趣きのある建物もステキな場所なんですけど、いかんせん交通の便が悪いのが玉にキズ。駅からのタクシー代と、東京から滋賀までのきっぷ代(18きっぷですけどね)がだいたい同額という、18きっぷマジック炸裂です!

さて、資料館もじっくり楽しんだので、そろそろ駅に戻ろうかな。でもここからどうやって駅まで戻ろうか。せっかくの18きっぷビンボー旅行、帰りのタクシー代もケチりたいところ。おそるおそる資料館の方に「バス停はどこですか」とお聞きしました。そしたら、最寄りのバス停には1日2本しか来ないとのこと。ひえ〜!
それで結局、ちょっと離れたところにあるんだけど、比較的本数が多い別のバス停まで、車で送っていただくことになったんですよ。感謝〜!
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で、たどりついたのがこちらのバス停。小八木。1時間に1本もある! すごい!
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バスが来るまで、ちょっと周辺をひと巡り。秦荘町と愛知川町(愛荘町の旧地名)の境目らへんだったんでしょうか。
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バス停周辺全景。なにもないところでしたけど、ぽっかりとステキな場所で、今思い出すと、今回の旅で一番印象深かったなあ。

この周辺には写真左の「飛出注意君」が交差点ごとに設置してありました。ホントにものすごい設置数で、場所によっては5メートル間隔。この少子化時代に、一体どれだけの子どもが飛び出してくるのか(笑)。このあたりに住む子どもの数より多いんではないでしょうか。
f0072231_22201954.jpg中には首のとれた子どもの姿も。ブラックです。

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バスで能登川駅へたどりつき、再びJR。電車の窓に広がるのはやっぱり田んぼ。あっ、地平線!(つづく)
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by enikaita | 2011-09-21 22:47 | 旅行
青春18きっぷの旅(その1東京〜滋賀)
かれこれひと月も前のことになりますが、青春18きっぷで旅をしました。西荻の始発に乗ると、東海道線の乗り継ぎのいい電車に乗ることができるんです。静岡で乗り換え、また豊橋でも、名物のあんまきを食べつつ乗り換えたんですけど、乗り換え考慮時間が「1分」とか、意外とあわただしくって、いろいろ写真に撮っておくのをすっかり忘れてました。それでようやくシャッターを切った時には、すでに岐阜県の大垣まで来ていたんです。
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大垣らへんはJRの担当会社が変わるつなぎ目のところらしくって、電車の乗り継ぎが悪いんですね。そういや夜行列車の「ムーンライトながら」も大垣まででした。というわけでしばしの駅前散歩。謎の彫刻を鑑賞しているうちに、あっという間に米原行きの出発時刻。

米原の次は彦根。ひこにゃんブームと、大河ドラマ「江」で盛り上がってるみたいですから、ちょっと降りてみました。
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彦根城は駅の前にあったので、すぐわかりましたよ。思ってたより小さいですね〜……いや冗談。駅前にあった模型です。精巧とは言いがたいですが、まあ十分ですよね。……とにかくものすごく暑くって、お城まで行くのがめんどくさくなったんです。後ろの武者彫刻は井伊直政。ああ、ひこにゃんって、あの兜をかぶってるのか、ナルホド〜。暑い外歩きは早々に切り上げ、冷房がきいた駅前のおみやげコーナーに寄ってみました。そこでやたらに目を引くモナカを発見。
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地場産業をモチーフにしたバルブもなか。バルブの形ですが、見た目ほど固くありません……って、あたりまえですね。あとで調べたんですけど、彦根あたりはバルブ、仏壇、ブラジャーの生産が盛んなんだとか。なんだかすごい取り合わせ。しかも全部「バ行」という不思議。さすがイキオイがある街は違いますね。
彦根でちょっと休憩の後、ここからはきっぷを買って近江鉄道へ。ゆらゆら揺られてたら途中駅でちょっとびっくりの家族が乗って来ました。
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自転車乗り入れです! 近江鉄道、自転車OKなんですね。これはいつかやってみたい。
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窓の外はずーっと田んぼ。近江平野に限らず、日本中が田んぼだらけだということは、今回の18きっぷの旅でよーくわかりました。
(つづく)
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by enikaita | 2011-09-19 00:49 | 旅行
富士登山の記(その3)
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富士山吉田口頂上は賑やかです。まず眼に入るのは久須志神社。「くすし」と読みます。これはもともと「薬師」だったのが廃仏毀釈で転じて、読みだけが残っているのでしょう。こちらではTシャツに御朱印を押していただきました。
久須志神社のほかに三つの売店兼宿泊施設があって、そのうちの一つは「東京屋」という名前。大都会だな、おい。
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写真に撮った火口は、あの迫力がぜんぜん伝わってこなくてびっくり。ぜひ直接見に行ってください。私が親戚などからさんざん聞かされていた富士山格言は「一度も登らぬバカと二度登るバカ」。一度も登らぬはバカということですよ! 私は二度目なので、晴れて再度バカの仲間入りです。ありがとう

山頂では火口を一周。これをお鉢めぐりと言います。所要時間は1時間ちょっとかな。吉田口頂上とちょうど反対側くらいの位置に、富士山最高峰の剣ヶ峯3776メートルがあります。富士山測候所の建物がまだ残っていて、なにやら工事をしていました。富士山の頂上のトンガリ部分は剣ヶ峯のほかに、白山岳、久須志岳、大日岳、伊豆岳、成就岳、三島岳、雷岩があります。
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剣ヶ峯手前の最後の登り坂、通称「馬の背」。日本でいちばん空気がうすい坂道です。ここを登りきれば、日本の最高地点。
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今回の富士登山を主催した友人。無事登頂を果たした感慨にふけりつつ火口をながめるの図です。
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そうそう、この登山は「復興祈願登山」。みんなの気持ちを合わせて、頂上から祈るというのが目的でした。その前におそろいの富士山牛王宝印Tシャツで記念撮影。これは八合目の白雲荘という山小屋の前で撮影しました。このメンバー全員が登頂し、富士山頂から被災地の方角へ黙祷をささげました。なんと新聞記事になってます!
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お鉢めぐりを終えたら腹がへってきました。先述の「東京屋」のおとなり、「山口屋」に入り、月見うどんを注文。これがほんとの富士そばだな、と思いつつ、味も富士そばに近いことに気づきました(うどんですけどね)。ただし値段は一杯1000円の山頂価格。何の変哲もないうどんでしたけど、沁みましたね〜。空腹だったので、うどんが出てきたとたんに写真を撮るのを忘れ、反射的にタマゴをかき混ぜてしまいました。
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ふう〜あったかいものを食べて一息つきました。山口屋の前には日章旗の他、「富士山頂上」と書かれた三角形のペナントが。ぷぷぷ。いまどき誰が買うんだこんなもの?
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……買っちまいました「冨」「士」「山」と一字ずつ小さくなってるあたりとかキュートです。まあ、人生のうちでペナントを買うのはこれが最初で最後だろうな。肩には久須志神社の御朱印です。
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名残り惜しくも下山スタート! ちょっと傾いた陽が山小屋にあたっていてきれいだったので、立ち止まって撮影中、のところを隠し撮りされてました! これはいい写真。この時私が撮ってた写真のほうは、もうお話にならないレベルでした(笑)。

(富士登山の記おわり)
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by enikaita | 2011-07-19 23:55 |
富士登山の記(その2)
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富士山の七合目あたり、小屋が林立する登山道の左側にあるのは下山道です。登山者で渋滞するような山ですから、登山道と下山道が分かれている個所があるんですね。山小屋で使う荷物や食料を載せたブルドーザーが、ときどきここを通ります。ちょうどこの写真の上の方にブルドーザーがいますね。下山はこの道をテケテケと行くことになります。
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山小屋が多いという理由で登山者から「小屋ヶ岳」の異名がある八ヶ岳でさえ、山小屋に出会う頻度は一時間歩いて一回というところでしょう。しかし富士山の場合、七合目から九合目の手前まで、歩いて15分おきくらいに山小屋に出くわします。この山小屋銀座、登山経験の豊富な人にとっては、どこまで行っても世間から抜けられないというような、もどかしさを感じるのでしょうが、登山経験のあまりない人にとっては、短いスパンで目標物が出現するので、かなり励みになるんじゃないかな。
世界遺産みたいなヨーロッパ的尺度では、人跡未踏の野放図な自然こそが「聖地」とされ、、富士山のような山小屋だらけの場所は「俗」の山になるのでしょう。でも「巡礼」と「観光」が紙一重であるのと同様、「聖」と「俗」は紙一重。折り重なるように建つ山小屋の連なりを見ると、「俗の聖性」といいますか、ともかく大きなエネルギーを感じざるを得ません。たいした信仰も持たない老若男女が毎年、大挙して訪れ、「一生に一度は」を合言葉に、たいした登山経験もないのに息を切らせながら山頂をめざすという、無意味な行為にうちこんでいることは、ほとんど「奇跡」としか思えないのですがね。
ところで富士山の山小屋には「ホテル」を名乗っているところが何軒かありますが、こちら、やっぱり山小屋ですからご注意を(笑)。各小屋の入り口にはたいてい金剛杖が売られていて、有料で焼印を入れてくれます。

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もう一つ、富士登山の目標物となるのが鳥居です。「ゲート」を見れば、どうしてもくぐりたくなるのが人情というものでしょう。まず目指すは七合目の山小屋「鳥居荘」のゲート。鳥居荘のスタッフさんが着ていたおそろいハッピがかわいいなあ。
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ずーっと先に見えているのが、九合目の鳥居。登るごとにだんだん近づいてきて、ここまでたどりついたらあと一歩です。でもここからがキツイ。これは登ったあとでの感想ですが、九合目以降の登山道、たぶんわざとキツめにつくってあるんじゃないかなあ。「そう簡単には登らせないよ」という、先人のいらぬ演出なのではないかと思います。

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最後のゲートは山頂の手前。この鳥居をくぐったら、そこが吉田口頂上です。

(つづく)
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by enikaita | 2011-07-16 23:59 |
富士登山の記(その1)
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太陽が登る直前の朝4時、ここは富士山五合目です。すでに標高2350メートル。

このブログでも何度か取り上げたことがある「富士山牛王宝印Tシャツ」をつくっている上の坊によるプロジェクト「震災復興祈願登拝」に参加しました。いわゆる昔の「お伊勢参り」でも、誰かの代わりに参拝するということが、よくあったようです。富士山は、日本を代表するパワースポット。想いを同じくする人たちがみんなで苦労しながら登って、来られない方々に代わって頂上から震災復興祈願をしようというのが今回の登山の趣旨であります。
とはいえ私、あいにく苦労しながらとかあまり思わないんですよ。無心に登る行為は何にも代えがたく気持ちがいいですからね。

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出発! 太陽が今まさに登りはじめました。登りはじめた太陽の方角に輝くのは山中湖
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山腹をまいて吉田口登山道と合流。そこからしばらくすると六合目。ここが森林限界で、ここからはどーんと山頂まで見通せます。山小屋がのようにつらなっています。思えば山に登りはじめたのは1999年に富士山に登ったのがきっかけでした。その後いろんな山に行ったけれど、いくつも連なる小屋をひとつづつ乗り越えるように登っていく山なんてのは富士山以外にありません。世界的にも特殊な風景ですよ、これは。特定のどの宗教、というようなスケールの小さい話ではなく、あらゆる人にとっての「巡礼」の山だからこその風景なんでしょうね。個人的なムチャクチャ意見なので聞き流してほしいところですが、世界遺産とかそういうヨーロッパ的な尺度では、富士山のスケール感には合わないんではないでしょうか。「巡礼」と「観光」の境界なんて、実際のところよくわかりませんしね。
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(つづく)
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by enikaita | 2011-07-15 23:59 |
スハネフ氏
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ブルートレインで、九州の西鹿児島まで行ってきました。
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というのはもちろんウソ。九州方面のブルートレインは、残念なことにもう全部なくなっちゃいましたからね。これは富士急行線下吉田駅(実家の最寄り駅です)に保存されているブルートレインの寝台車。ヘッドマークはもちろん「富士」です。車両の内部も見学できるようになってるんですよ。静岡県側の東海道本線を走ってた「富士」とは意外でした。この町では以前、ホントは静岡県側にあった富士山レーダードームを持ってきたりもしましたから、「富士山」に関するものならかまわずなんでも収集してしまおう、ということなんでしょうね。富士山グッズって集めたくなるもんなあ。

でも「富士吉田駅」だったはずの駅名が今月から「富士山駅」になってたのにはびっくり。車内アナウンスが「まもなくぅ〜『富士山』にぃ〜到着します」って言ってたけど、さすがにちょっと無理を感じたなあ。富士山駅から富士山の頂上まで行くには、少なくとも半日かかるはず。「富士山登山口駅」ならわかるんですけどねえ。

さて、話は戻って下吉田駅。この駅は、私の記憶の限りでは、ふだんは人っ子一人いない閑散とした駅で、観光客が行く場所なんかは周囲にないわけなんですけど、このブルトレ車両が展示されるようになったからでしょうか、なんと人がわざわざ降りて、写真をパシャパシャ撮ってます。「みなさーん、この駅に次の電車はとうぶん来ないし、駅のまわりには売店もありませんよ〜!」……と、大声で言いたい衝動にかられました(笑)。

f0072231_014090.jpg車体の横に書いてある型番にちょっと注目。「スハネフ」って……なんだかロシア人スパイ、スハネフ氏といった感じでしょうかね。しかもちょっと好きな感じの書体です。「鉄」の道をひた走るみなさんは、スハネフ氏をめざしてわざわざこの駅に降りてるわけですな。
心のなかで「スハネフ、スハネフ」と唱えているうちに、このブルートレインがシベリア鉄道に見えてきましたよ。


さっき「観光客が行く場所なんかは周囲にない」と言っちゃったんですけど、ちょっと修正。いい場所を思い出しました。下吉田の総鎮守、小室浅間神社です。
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境内には例年九月のやぶさめ神事で使われる神馬が飼育されています。この日は暑かったので、日陰から一歩も動かず、ついに顔を見せてくれませんでした。それにしてもこのお馬さん、だいぶアバラが浮いてるなあ。大丈夫かねえ?

そのほかの名所としては、「私が初めてルービックキューブに触った友人の家」「私がMSXのゲームをやりまくった友人の家」、はたまた「小学校1年生の時に好きだったおんなのこの家」などなどありますが、そちらはまたいつかの機会にでも♪
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by enikaita | 2011-07-11 00:52 | 旅行
オール非電化住宅見学会
f0072231_038953.jpg電力会社は「オール電化は便利で快適、しかもエコ」と大宣伝していたわけですが、地震・津波と、自らが招いた原発事故によって、その脆さを露呈しました。ライフラインを分散させておくことが、非常事態への備えとして大切なことなんですね。

というわけでやってきたのは、静岡県のとある住宅展示場。こちら時代の最先端、「オール非電化住宅」です。写真はこちらの住宅展示場のゆるキャラ、とろべーくん

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藁屋根の家々が異彩を放っていますね。周囲にあるフツーの住宅を嘲笑うかのようです。あいにくの雨にもかかわらず見学者多数! やはり地震以降、注目されているんでしょうか。シンプルな構造なので耐震性も高いし、住宅建材に起因するアレルギーとも無縁。この家ならば本当のエコが実現しますよ!
……というわけで、やってきたのは登呂遺跡でした。

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もっと頼りなさげな家なのかと思いきや、藁はぶ厚いし、削り出しの柱は立派だし、サイズもでかい。床さえちゃんとこしらえれば、住居として十分使えるでしょう。それどころかむしろ、天井の高さからしてもかなりの豪邸といっても過言ではありません。
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by enikaita | 2011-06-28 23:59 | 旅行


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