「日報」を名乗りながら、更新はときどき。
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ペトリハーフで高遠散歩
高遠から帰ってきてから半月が経過しているので、だいぶ記憶がうすくなってきました。写真に撮っておいた風景を後でもう一度見てみれば、その時の記憶がよみがえることもあるかもしれない、でもむしろ、あまりの鮮明さに「こんな場所だったけっか?」なんて違和感を感じたりもすることもあります。網膜に刻まれた残像ってとってもあやふやなんです。

ペトリハーフ
で撮った写真がようやく現像されました。ペトリハーフの写真は「まるで悪夢のような写り」。あやふやな記憶がその写真で再びよみがえるわけでもなく、あまりの鮮明さに違和感を感じるわけでもない。網膜に刻まれたあやふやな残像がそのまま、プリントされたかのように錯覚してしまう、まるで頭の中身を覗かれているような奇妙な感覚です。

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人を撮る時も相手にプレッシャーを与えないし、なんでも気軽に撮れるところがいいんだけど、自分の記憶に準じてか、しょーもないものばっかり撮ってんだよね、これが。記憶ってのはたいてい、無意味なものの蓄積だったりするのかもしれません。
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by enikaita | 2010-10-11 12:53 | カメラ・写真
高遠その3
高遠の地酒「仙醸」の蔵「仙醸蔵」は、高遠ブックフェスティバルのメイン会場の一つ。平間至さんと津田直さん、二人の写真家のトークショーはそこが会場。

メインの機材はフィルムを使っているお二人。この日もそれぞれ、ライカとMamiya7を持っていらっしゃいました。平間さんは舞踏家の田中泯さんの踊りの写真を撮っているのを雑誌で見たことがあったし、媒体で名前をよく見かける方なので、なんとなく知っていたのですが、津田さんについては、失礼ながらよく存じ上げず。
しかし、その津田さんがめちゃめちゃ面白い! 中版カメラの標準レンズでランドスケープを撮影するというスタイルの津田さん、ハワイの火山から出るマグマを撮影するために、まつ毛を燃やしながら対象に近づいたとか。
とにかくちょっとぶっとんだ人なんですよ。仕事を複数かかえている時は、混乱を避けるため、またそれぞれのプロダクションに集中するために、仕事ごとに別のテーブルを用意するのだとか。そのため家にはテーブルがたくさんあるそうです。普通の人なら、ちょっと無駄なんじゃないのかなーと、思ってしまうことに、徹底してこだわれる人。なんだかうらやましい。

修業時代の話もおかしかった。いろいろなところへカメラを持ち出すんだけど、フィルムを入れたか入れてないかをあえて忘れてしまうのだとか。撮ってはみてもそれは、フィルムにちゃんと撮影されたのかどうかわからない。そういうことを繰り返していたんですって。津田さんいわく、「撮るより見たかった」そうですが、それに対して平間さんが「それならカメラを持って出かける必要ないじゃないか(笑)」というやりとりがあっておかしかった。
平間さんはこの「修行」について、「自分が撮影したものへのこだわりをなくすための行為なんですね」と解説。
柔らかい物腰で、知性あふれる好青年という雰囲気の津田さんですが、ただ者ではないですよ。

さて、トークショーを満喫し、腹が減ってきたので早めの夕食へ。評判をきき「ながせ」というお店へ。こちらはレバカツが名物だそうですが、私には別の目的が。
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ローメンです。ちょっと前のブログ記事でメタクソに言ったアレです。「ながせ」のローメンがうまいって小耳に挟んだんですよ。どうやら標準的なローメンとは違って、マトンではなく豚肉を使い、麺も蒸し麺ではありません。これは言わば初心者向きローメン、おいしいかったですよ。先日食べたおみやげローメンセットがマズすぎるんだろうな。ああいうのは即刻販売中止にしたほうが伊那の発展のためですよ、ホントに。

写真の右上にちょこっと写ってるのはペトリハーフ。写真家さんがフィルムについてのお話をするとうかがっていたので、デジカメなんか持ってたら絡まれるんじゃないかと戦々恐々、その保険のために持ってきました。

そのペトリハーフを首から提げて「本の家」に行くと、そこにいたのは平間至さん。わたしのペトリハーフを見て、「かわったカメラだね」と手に取り、ファインダーを覗き込む平間さん。「何を撮ってもはっきり写らなくて、悪夢みたいになるんですよ」と解説したら、苦笑してましたね。
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高遠の夜は更けゆくのでした。(つづく)

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by enikaita | 2010-10-06 21:25 | 旅行
伊那から高遠へ
中津川の芝居小屋・常盤座をあとにして、中津川駅前の台湾屋台式居酒屋でちょっと一杯。夜も更けたところでこの日は駅前の安ビジネスホテルに一泊し、翌朝はまた特急「しなの」で移動です。やっぱふりこ車両が苦手ですわ。ゆらゆらゆられてキモチワルイヨー。塩尻でふりこから解放された私を和ませたのが、一両編成の辰野線。この日は伊那から高遠へ。ちょうど開催中だった「高遠ブックフェスティバル」に向かうのです。
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こういう鈍行電車の方が、体への負担が少ないんですよ。やっぱ旅はこうでなくっちゃ。
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ようやく伊那に到着。長野県は広いね。伊那市駅前を記念撮影。駅前ってなぜか、どこもシュールですよね。高遠へはさらにバスに乗ります。
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高遠では、しりあがり寿画伯筆の大行灯が迎えてくれました。(またつづく)
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by enikaita | 2010-10-02 20:55 | 旅行
シナガチョウ
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善福寺公園・上池のアイドルと言えばシナガチョウ。私はてっきり、「シナガ」と「チョウ」で切れるもんだとばっかり思ってて、「シナガ」ってなんだよ?と、人には言えない悩みを抱えてたんだけど、漢字にすれば何のことはない。「支那鵞鳥」なんですね。

かなりの深夜だろうがおかまいなしで、寂しげな雄叫びをあげていたシナガチョウ。善福寺公園近隣住民はみんな、ふとんの中でこの鳴き声を聞いていたに違いない。

で、「オハリコフジヲの大創業祭」が一段落して、善福寺公園を久しぶりにパトロールしたんだけど、シナガチョウの姿がない。いつもいるはずのベンチには張り紙がしてあった。どうやら死んでしまったようだ。鳥のくせに善福寺公園のワイルドなネコたちに囲まれても平然としていたシナガチョウになにがあったのかはわからないが、これまで何度か被写体にしていたので、ここでそれをUPしておくことにする。

上の写真は居住まいも正しい正方形写真。Rolleiflex 3.5Fで撮影。下の写真は一転して、完全なる失敗写真。
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こちらは久しぶりに登場のペトリハーフ。しゃがんでピント合わせ(目測ですが)をしていたところに突進してきたシナガチョウ。正直ペトリハーフは、何を撮っても失敗してしまうというすごいカメラです。

Rolleiflex 3.5F Planar FUJI COLOR Pro400
Petri Half Orikkor 28mm f2.8

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by enikaita | 2010-06-11 00:08 | 西荻
ペトリハーフVSオートハーフ
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トキシンこと時川さんが奥さんと一緒にうちに遊びに来たのが先日のこと。
その時奥さんが手にしていたのが、ハーフサイズカメラの雄、Ricoh Auto Half。これはうちのPetri Halfと対決だ!……といっても、撮り比べするわけじゃなくって、単に並べてとりあえず記念撮影。

ペトリハーフとオートハーフ、双方を持ち比べてみたんだけど、昔のカメラってやっぱり金属のカタマリですねえ。小さくて、見た目もかわいいんだけど、想像以上にずっしりと重く、存在感がある。最近のコンパクトデジカメなんて、もうめちゃくちゃ軽いですからね。

で、カメラのワキにおいたのはイタリア製の「Solaris」というフィルムの箱。「おぎさく」こと、荻窪さくらやで購入したんだけど(ちなみに新宿さくらやとは無関係。新宿さくらやのポイントカードは使えません)、このフィルムにはスゴイ秘密があるのです。

ココだけの話、教えちゃいましょう! 現像に出す時に受付のお姉さん(あるいはおじさん)の耳元でこっそりと、「ホセイナシデ」という呪文を唱えてみましょう。
あら不思議! 出来上がってきた写真の発色がクロスプロセス現像風に仕上がってくるのです。で、出来上がったのがこんな写真。
近所に生息する狸がこちらを覗いたところを撮影しました。
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Nikon FM Ai Nikkor 50mm F1.4/Solaris400
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by enikaita | 2009-03-05 10:11 | カメラ・写真
超能力で競馬は当たらない
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サラブレッドのパリッとした身体を見たいがために、ひさしぶりに東京競馬場へ行ったのがひと月前のこと。前に東京競馬場に行ったのはたしか、トロットサンダーという馬が勝った安田記念だから……と、今Wikipediaで調べてみたら、もう12年前のことなのか。ひえ〜!

競馬場ではレース前の馬たちがパドックを周回しているところ。ピカピカに磨かれた馬体が太陽を照り返してまぶしく輝く。なかでも強い馬は一瞬でわかる、なにしろオーラが違うからなあ……と言いたいところだが、他人のオーラの色まで見分けられる超能力者ならともかく、どいつも拮抗していて甲乙つけがたい。今日はダメって馬ならなんとなくわかる。でもたいがいの馬はどれも強そうで、1着2着を予想するなんてゼッタイムリ。

私はなるたけ邪念を振り払い、自分の「スーパー潜在能力」を信じてパドックの馬たち一頭一頭と向き合ってみたりしたんだけど、それでビビっときた馬が10頭もいたりするもんだから、この程度じゃあせっかくの「潜在能力」も意味がない。

さて馬券の方はあきらめて、いつものペトリハーフを取り出し念写……いや、ふつうに撮りました。中に入ってたフィルムは高感度のnatura1600。ピーカン晴れの競馬場で使うようなフィルムじゃないから、思いっきり絞ったけどやっぱり露出オーバー。デジカメとかだったら真っ白になるところだけど、けっこうネバっていて色が残ってるのが驚き。それがなんだか幻想的に。うつり具合はまあこんなもんでカンベン。
Petri Half 28mm f2.8/ NATURA1600
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by enikaita | 2008-12-28 15:12 | カメラ・写真
クリスマスの風景
ただのマネキンもクリスマス仕様。きみわるいけど。
トナカイ頭のマネキンちゃんが柱の陰に隠れて待ち伏せしてる感じだったので、柱の陰に隠れて待ち伏せしてる牧瀬里穂出演のなつかしCMを思い出した。いったい誰を待ち伏せているのだ?
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Petri Half 28mm f2.8/ NATURA1600
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by enikaita | 2008-12-27 00:34 | カメラ・写真
トトロの樹。
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誰が名付けたか、西荻のシンボル・通称「トトロの樹」。
伐ってマンションに、という話もあったそうだけど先日、保存が決まった大ケヤキ。

この木がもし仮に、「西荻北の大ケヤキ」ってなくらいの低インパクトな名前だったら、はたしてホントに生き残ることができたんだろうか。
こんもりと空に向かって枝を広げている実物を見上げたならば、これを伐るなんてもったいない、と誰しも思うだろう。名前なんて関係ないよ、とは思うけど、名前がなじみやすかったからこそ、いろいろとコトが動いていったにちがいない。

でもトトロの樹は「トトロの樹」と名付けられる前から、もちろん映画「となりのトトロ」公開より前から、そしてもちろん、宮崎駿が生まれるより前からずっとここに生えてたわけで、きっとずっと先の未来にも、その時代それぞれに合った別の名前を与えられて、生き続けるんだろう。

写真はおよそ50年前のトトロの樹……ではなく、およそ50年前に製造されたカメラ(いつものペトリハーフ)で撮ったごく最近のトトロの樹。50年前のカメラで撮ると50年前っぽく写るのだ、と発見。

Petri Half 28mm f2.8/ NEOPAN1600 Super PRESTO / EPSON PM A-920(スキャン)
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by enikaita | 2008-11-07 19:37 | カメラ・写真
ペトリハーフの速写ケース
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すっかり愛用のペトリハーフ。VCメーターという露出計まで入手し、さらには革製速写ケースまでつくってしまった。

この速写ケースは、カメラバカの巣窟、新宿の「中古カメラBOX」という店を仲介にしてつくってもらった。うす暗い地下の店内にクラシックなカメラがびっしり。行くとたいてい、店の常連さんと店主がカメラ談議に熱中していて、とてもじゃないけど立ち入れないし、正直、立ち入りたくもない雰囲気。こそこそと見て回り、そっと逃げ去るのが常だったんだけど、ある日、店内に飾られた「OLYMPUS PEN F」用の革製速写ケースを手に取った時に店主が、「ほかのもつくれるよ」と話しかけてきた。

常連さんの一人がカメラケースを趣味でつくっていて、人気カメラのケースを売っているのだという。そしてマイナーなカメラのケースについてはオーダーメイドも可。ペトリハーフには吊り金具がなく、首から提げられない。トリガー巻き上げは速写がウリなのに、いちいちバッグから取り出すのがメンドクサイ、と思っていたので、速写ケースがどこかにないかな〜と探していたのだ。もちろんペトリハーフに純正の速写ケースは存在しない。
こりゃお願いするしかないでしょ。値段は思ってたよりずっと安くてビックリ。おそらく材料費+アルファくらいの値段である。

2週間くらい待って、できたよとの知らせがあり、取りに行く。内側はペトリハーフの象徴・グリーン窓に倣って、グリーンにしてもらった。さっそく1600のモノクロフィルムをぶち込んでみる。出来上がったのが下の写真。速写ケースが必要な写真とも思えないが……。

35mmフィルムが読めるフラットベッドスキャナは、解像度を上げても解像感がない。あくまで簡易的なものだ。でも開き直って1600のフィルム、しかもハーフサイズを使ってみたら、フィルムの質感が出てきた。ほかのフィルムも試してみようっと。

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Petri Half 28mm f2.8/ NEOPAN 1600 Super PRESTO / EPSON PM A-920(スキャン)
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by enikaita | 2008-11-02 20:51 | カメラ・写真


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