「日報」を名乗りながら、更新はときどき。
by enikaita
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ローライで空へ
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さて、そろそろ東京に戻らねばなりません。松山空港から羽田へひとっ飛び。飛行機はいつもそわそわします。小さな窓から景色を見るのが好きなんですね。日本列島の輪郭をなぞりながら、ずーっと飽きずに眺めてます。ちょっと写真も撮りたいなあ。

でも飛行機が上昇してる時は、デジタルカメラを使うなんてもってのほか! 小さな精密機器が飛行機を落とすほどの電波を発してるとも思えませんが、そういうルールですから、ここは従いましょう。そこでカバンから取り出したのはRolleiflex3.5F。完全機械式のカメラですから、これなら誰から文句を言われる筋合いもありません。

とはいえ、二眼レフのファインダーは上から覗き込むので、飛行機の窓に向けると立たなければいけませんよね。このままではキャビン・アテンダントさんに怒られてしまいます。そこで登場するのが秘密兵器、プリズムファインダー。ローライのプリズムファインダーは、マッコウクジラみたいなフォルムでクソ重いんですけど、いつもNikon D40の極小ファインダーを覗き込んでるわたしには、まさに眼福。あまりの視野の広さに気分が高揚します。

上の写真は松山空港で滑走路に向かうところ。さようなら四国!
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ただいま上昇中! 松山市を一望。
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あっという間に雲の上。毎日こういう景色を見てる仕事の人がうらやましく思う瞬間。
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そして最後に見えてきた、夕暮れ時の東京。お台場にある船の科学館上空。羽田まではあと5分です。
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by enikaita | 2010-08-21 17:39 | 旅行
オトナの修学旅行、散開!
さて、高松の駅前旅館に着き早々に就寝……と思いきや、そこはやっぱり修学旅行。隣室の女子部屋から「ぎゃ〜!」という奇声が。なにごとかと思ったら、部屋にバッタがいるんだとさ。男子たるわたしはそっと部屋から追い出しました……と言いたいとこですが、このショウリョウバッタ、よく飛ぶんですよ。一苦労でした。

そんでもって希望者はこっそり宿舎を抜け出し、夜の高松でまたもやうどんという修学旅行的展開。わからないことは全部、宿のおばちゃんが知っています。「あそこのうどん屋に行こうと思ってるんですけど」と尋ねたら、「まあ人それぞれですからねえ」と、やんわり否定。網羅的なガイドブックよりコアな情報がつまってるんですよ。それで行ってみたのが夜しか開いてないうどん店「鶴丸」。うまかったなあ。

そして翌朝、みんなに話を聞いたら、風呂の蛇口がポコッと取れたとか、クーラーが壊れたよ〜とか、駅前旅館さん、老舗ぶりを発揮して、なかなか忘れがたい思い出をつくってくれました。宿のご夫婦はとってもいい人なんですよ。帰り際には宇高連絡船時代の高松駅前のお話を聞きました。いつまでも駅前で頑張ってほしいですね。

オトナの修学旅行はこれにておしまい。オトナですからね、現地解散なのです。もう一度、島に渡って瀬戸内国際芸術祭を見にいく人、山陰方面に向かう人、松山方面に向かう人にわかれ、それぞれの旅路につきました。で、私はヨメの実家のある松山へ。
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松山ラフォーレの前、市電の大街道駅です。このラフォーレ、松山っ子最大のおしゃれスポットだったのでしょうが、閉まっちゃったそうです。大街道は松山最大の繁華街。で、大街道の目的地はまたまたうどん
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鍋焼きうどんの「ことり」。知る人ぞ知る松山の名物、鍋焼きうどん。といっても、グラグラ煮立った土鍋を想像してはいけません。
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アルマイトの鍋に入った極超やわらか麺のうどん。四国のうどんは讃岐うどんばかりかと思っている人は、一度ご賞味下さい。やさしーいスープでホッとする味です。近所にもう一軒「アサヒ」という鍋焼きうどんやさんがあり、こちらは「ことり」よりちょっと甘め。ヨメのひいきは先祖代々「ことり」だそう。

ほか、伊予がすり会館、伊丹十三記念館などに行きました。「坂の上の雲」でおなじみの秋山兄弟の家は休館日。残念。
この旅行記も次回でおしまい。いましばらくのおつきあいを。
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by enikaita | 2010-08-19 23:33 | 旅行
犬島にて
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ついに犬島到着! しかし人数が多いこともあって、遅いほうの船便しか取れなかったのがとても残念。犬島の遺跡巡りもさることながら、維新派といえば屋台村ですからねえ。上陸するとすぐに見えてきたのが特設劇場の偉容。なんじゃあのスロープは〜!

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わけあって、特設劇場の写真は今回出しません。公演会場の反対側の不思議な風景です。日本ですよ、ここ。

さて今回の維新派公演、『台湾の、灰色の牛が背伸びをしたとき』(〈彼〉と旅をする20世紀三部作#3 )は、その名の通り三部作の三作目。期待は最高潮です。ブラジル移民を扱った一作目から続いて、世界中に拡散していく日本人たちの断片を描いていきます。今回特に大きく扱われるのは「多島海」。ここは瀬戸内海ですからね。この海はもちろん、台湾、フィリピンへとつながっている。『ろじ式』で「アジアへ」という言葉で扱われていた題材から、さらに一歩踏み込んだ印象です。そして「戦争」。それにしても、こんなに言葉が多かったっけ、維新派って。戦争を語ることが、今回かなり大きなウェイトを占めています。

シリーズを通して出演するのは、おそらくサブタイトルの〈彼〉と思われる巨大人形。世界に拡散する日本人を象徴するように、いつも旅姿で(といっても弥次喜多風ではありませんよ)登場する〈彼〉、今回は出生の秘密が明らかに! ……ということでいいのかなあ。まださいたま公演があるので、ネタばらしはやめときましょ。

さてさて、公演終了後はとっとと船に乗らねばなりません。ほとんど屋台村にいられなかった〜残念!
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by enikaita | 2010-08-15 00:34 | 舞台芸術
アイ♡ユー!
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前夜のサンライズ瀬戸で車内シャワーを浴びなかったので、そろそろ風呂に入りたくなってきました。というわけで、旅の汗を流そうとやってきたのは、いうまでもなく直島銭湯「I♡湯(アイ・ラブ・湯)」。大竹伸朗氏が外装内装ともに手がけた奇抜な銭湯です。
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鑑賞料は500円也……というか、入湯料500円。ここまで来て、外観だけ見物して去るのはもったいないですよ。中に入ってナンボ。ハダカで作品に対峙すべしです。銭湯文化のない外国の方も、これを機会に日本文化デビューするのはいかがでしょう。日本のみなさん、直島銭湯の前で躊躇している外国人をみかけたら、ムリヤリ押し込んでしまいましょう。ちなみにわたしは、貧乏時代に風呂なし四畳半を体験していて、おかげで銭湯大好き。

中は脱衣所から大竹伸朗エッセンス満載。あの海女ビデオはどこで入手したんでしょう。浴槽、タイル絵、蛇口のボタン、中庭、仕切りの壁、はては中のトイレの便器まで、大竹伸朗エッセンスがつまってます。

お風呂でさっぱりしたあとは、外で直島銭湯名物ラブネ(ふつうのラムネですが)を賞味。
おっ、ちょうど作品の搬入でしょうか(下写真左)。まだこれからも直島では作品が増え続けてるんですね。
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さて、直島をあとにする西荻演劇鑑賞会。いったん高松に戻って、次は犬島行きの船に乗るぞ〜。
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by enikaita | 2010-08-14 01:08 | 旅行
ローライで直島散歩

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ひきつづきオトナの修学旅行。「瀬戸内国際芸術祭」見学中。ここらでちょっと、Rolleiflex3.5Fで撮った直島の写真をUPします。本村地区は、お店の入口の暖簾に特徴あり。要チェック。

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日本のどこにでも必ず出没するタヌキ。私はなぜか、見かけたらゼッタイに写真を撮ることにしてます。

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くだらないものばっかり撮ってないで、ここらでアートも。向かったのは「家プロジェクト・はいしゃ」。尊敬する大竹伸朗氏が手がけた物件。もともと歯医者さんだった建物を大改造、ボロ家に拍車がかかったような外観ですが、中はびっくり、これぞまさに「フリーダム」! こういうのはネタバレ厳禁なので詳細は控えますが、「自由の神が降り立ってました」とだけ言っておきます。

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で、もどってきたのは宮浦港。こちらの港にも草間彌生センセイの赤かぼちゃ。中に人が入れます。これから高速艇でいったん高松にもどって、それから犬島へ。船の出発時間までまだ余裕があるので、ちょっとひとっ風呂、浴びていきますかねえ。(またつづきます)
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by enikaita | 2010-08-10 12:15 | カメラ・写真
西荻演劇鑑賞会、西へ!
今回の旅は、私がよさげだと思ってチョイスした舞台を、西荻丼仲間で観にいく「西荻演劇鑑賞会」の一環なのですよ。観劇経験はあまりないけど、舞台芸術に興味はある……でもチケットが高すぎる!……そこで私が生半可な演劇知識を駆使して、ゼッタイに面白そうな舞台を選んで、みんなで一緒に観にいくというわけ。それで維新派・犬島公演『台湾の、灰色の牛が背伸びをしたとき』を観に行こう! となったわけなんです。

「瀬戸内国際芸術祭」のメインエリアのひとつ、直島・本村地区では「家プロジェクト」を開催中。「順番待ち」をしなければならない作品も多いので、効率的に回りたいところです。
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本村でまずむかったのは「家プロジェクト」のひとつ、「南寺」。建築は安藤忠雄、中はジェームズ・タレルの作品です。上の写真でみんなが入ろうとしてるところは回廊になっていて、すーっと涼しい風が抜けるんですよ。歩いてると日陰がほとんどないですからね。気持ちいいなあ。でも作品は人数限定で、鑑賞するまでに1時間くらいかかるとのこと。整理券をもらって、とりあえずメシ〜! でもこの時期の直島は、あらゆることで並ばなきゃならないのです。もちろん食堂も。美味しそうなとこは軒並み人が待ってます。でも仕方ないですね。とはいえ、並んでなんていられないよ! というのが西荻演劇鑑賞会のメンバー。 食い気よりアート。

というわけで、われわれが頂いたのは、ただのカレーライス。庭先でアイスクリームを売っている民宿の方が、ついでに売ってるものです。屋根のある庭先の、冷房なしの日陰で、汗をかきかき食べました。
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このカレー、たぶん大袋のレトルトかなあ。最近食べてないよ、こういう味のカレー。それが逆にうれしく、夏祭の日に食べたカレーを思い出しました。
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by enikaita | 2010-08-08 23:41 | アート
多島海へ!
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朝7時26分、サンライズ瀬戸号は時間通り高松に到着! 飛行機なら四国まで一時間。たしかに便利なんだけど、地を這うのも良いもんだなあと再認識。朝の瀬戸内海は眼福でした。さて、まずは腹ごしらえ。さぬきうどんだぜ! とりあえず情報を収集せねば。今夜お世話になる老舗の駅前旅館のおばちゃんに荷物を置かせてもらいがてら、聞き込み開始。それで教えてもらったのが高松駅至近のうどん屋「一代」。「店主の愛想は悪いけど、味は確かだよ」とのこと。おばちゃんのおっしゃるとおり、美味しかったなあ。店主の愛想もあまりよくなかったけど(笑)。やっぱ地元のコアな情報はガイドブックだけじゃわからんけんね〜。サンライズ瀬戸の乗客諸氏、まず高松に着いたら「一代」に行くべしですよ〜!

それでゆるゆる朝ごはんを食べてあっという間に9時、高速艇でいざ多島海へ出発! 船ってひさしぶりだなあ。子供の頃に乗った、河口湖に浮かぶイルカのかたちの遊覧船以来かも……なんてことを思いながら、船は全速力で直島に向かいます。
さてここでとっておきの直島情報を。

地中美術館は真っ先に行くべし。
この時期の直島は大混雑。朝なるべく早めの船に乗って直島に着いたら、まっさきに地中美術館に向かいましょう。地中美術館は作品の特性もあって、入場制限がかかることがあります。遅くなればなるほど、待ち時間が長くなるそうです。館内でも作品を見るための行列ができてるんですよ。港から直行臨時バスが出てることもあります。
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これは地中美術館前にある蓮池の写真。美術館の目玉のひとつ、クロード・モネの「睡蓮」とのカラミです。地中美術館の内部は撮影禁止なので写真はここまで。でもねえ、世の中、体験しなきゃわからんことがありますからねえ。ここはまさにそういう場所。写真を見ただけでは伝わりません。作品点数は超少ないですが、建物と完全に一体になっていて、「いちいちカネがかかってるなあ〜」と感嘆。西荻発の「オトナの修学旅行」メンバーでは賛否両論。この美術館の妥協の無さにシビレた人もいれば、安藤忠雄建築と作品のエラソーな感じが気に入らんという人もいて、双方カンカンガクガクに。これも集団で旅することのおもしろさです。各展示室に風呂桶を置いて、作品を鑑賞しながら、30分交代で入浴できるようにしたらどうか? と「家プロジェクト」ならぬ「風呂プロジェクト」を提唱したのはうちの奥さん。たしかに、この美術館が持つ「癒し」と「密室性」は、浴室に通じるものがありますからねえ。風呂に浸かりながらモネの「睡蓮」を鑑賞したいな〜。オフシーズンの企画としていかがでしょう?

さて、地中美術館をあとにし、バスで向かうは本村地区。移動の途中にほかの美術館やベネッセの高級ホテル(兼美術館?)もあるのですが、この日のうちにめざすのは犬島の維新派公演なので、時間の都合でそこらは割愛。移動中のバスから見えたのは、ガイドブックの表紙でもオナジミ、草間彌生センセイの大かぼちゃ。(つづきます)
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by enikaita | 2010-08-05 23:59 | 旅行
日本の車窓から。
サンライズ瀬戸で寝台列車初体験。ノビノビ座席は最高に快適!……とまではいかないものの、一人にひとつの窓があるのがうれしい。

朝もやの中から明石海峡大橋が見えたときはつい、ぼーっと見とれて写真を撮るのを忘れてしまいましたが、通り過ぎたあとにはっと気づき、鞄の中のRolleiflex 3.5Fを出してみることに。
窓の枠に切り取られた生活の風景は映画のよう。それを、これまた映画のようなローライの正方形ファインダーに写し込んで覗いてみる。このファインダー、何を切り取っても美しいなあ、そんなふうに思ってしまう。
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日本の田園風景。ファインダー越しに覗いたとき美しかった景色も、いざ出来上がった写真を見ると今ひとつ。こういうことがかなり多いんだよねえ、ローライは。
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by enikaita | 2010-08-03 23:59 | 旅行


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