「日報」を名乗りながら、更新はときどき。
by enikaita
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おまけの投票用紙
アタシゃねえ、「衆議院議員選挙」なんていう出来レースには興味ないのよ。
このさいもう、NHKの出口調査だけでいいじゃないですか。結果はわかってるんだから。
そんなんじゃなくて、ホラ、もうひとつ大切なのがあるでしょ、三権分立の礎が。
 
でもさあ、「最高裁判所裁判官国民審査」って、機能してませんよね。報道も皆無だし。新聞に挟み込まれて、それぞれの裁判官の判例が紹介されてるビラが配られるぐらい。それにしてもあの公報って、「×つけたるぞ、よっしゃ〜!」と盛り上がった気分を一気に萎えさせるくらいに読みにくい。で、結局誰がどんな裁判をしたかがわからないまま、「国民審査」自体の存在もいつのまにやら忘れてしまい、投票所で投票用紙をもらい、名前の羅列を前に呆然としてようやく、「そんなんあったわ〜」と思い出すのがいつもの流れ。

でも、そこはさすがにネットの時代。ちょっとググってみたらば、あるわあるわ、国民審査の判断ページ。なかでもとくにわかりやすいのがココ。↓

「最高裁 国民審査の×ガイド」

さあ、メモれ〜! メモったか〜?(「うなずきマーチ」風に)

……ともかく、せめて新聞も、このくらいのまとめ方をしてほしいもんです。
永井愛の舞台『歌わせたい男たち』を愛するワタシとしましてはやはり、「あの」判断をした裁判官の名前は知っておきたかったのですよ。

今回の国民審査で扱われる判事の中でもちょっと変わりダネなのが、竹内という判事。
この人、小泉政権時代の外務省事務次官で、イラクへの自衛隊派遣を推進した人物なのです。いつのまにこんな人物が最高裁判事をやってたんだ? 高裁がこの派遣を、憲法に違反すると判断したことがある(08年)だけに、その上位にある最高裁の判事が、こういう人物なのって、何かの陰謀かしら? ちなみに最高裁判所の判事を任命するのは内閣の仕事。ここでは麻生内閣ですね。そんなアヤシゲな人に×をつけられるんだから、国民として、この権利を行使しない手はないですよ!
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by enikaita | 2009-08-28 09:40 | 時事ネタ
月に二回のペイデイ(沖縄のつづき)
沖縄から戻って、気づいたらもう10日過ぎた。今日までなにをしてたのか、あまり記憶がないな〜。
まあともかく、沖縄のことについて言い忘れてたことがあったので、ちょっと追記。

「キジムナーフェスタ」が毎年開催される沖縄市(旧コザ市)は、米軍基地の街。フェスタ本部の建物から道を挟んで、米軍基地が広がっている。街並みも、福生あるいは横須賀とかに近い雰囲気。基地の入り口はすぐそばにあって、ここから先に入るには日本国内なのにパスポートが必要らしい。
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こういう特殊な事情の街の地域経済は、やはり相当特殊で、超お得意様である米軍関係者の事情に沿ったものとなっている。つまりいろんな場所でドルが使用できるのだ。
たとえばコンビニなんかは当然OKだし、一番大きなスーパーの「サンエー」で月に二回行われるセールの名前は「ペイデイセール」だし(ペイデイ=米軍の給料日)、タクシー(初乗450円〜)ももちろんドルOK。タクシーには換算レートがデカデカと提示されていて、「計算が違うやないかい!」などと、ゴネる客を黙らせるために、運ちゃんは換算表まで用意していた。
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1日に何度も、米軍のジェット機が爆音を轟かせて上空を通過する。このことは、演劇フェスティバルの開催場所として、あまりよいことではないかもしれない。でもこれがこの場所の日常なのだ。日常会話でも爆音の間は一時停止。爆音への寛容さは、この国際演劇フェスティバルのおおらかな雰囲気とどこか相通じるところもあるわけで、この寛容さをどう判断するか、なかなかむずかしいところだ。
私が関わった公演の本番の日は、結果として台風が米軍機の爆音を吹き飛ばした。米軍も沖縄の台風には勝てないのである。
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by enikaita | 2009-08-21 17:05 | 旅行
児童劇、あなどる勿れ。(沖縄三日目)
「キジムナーフェスタ」は、児童劇の国際フェスティバル。今日は二本の芝居を見に行きました。

一本目はイタリアのカンパニーによる『ウナ・ファミーリャ』という作品。「ある家族」というあたりの意味でしょうか。自分たちが思い描いた理想の家族像に近づくために、必死に「家族」に取り組む親子三人を、狂気じみた凄まじいハイテンションで演じる。フィジカルで見せる側面が強く、いちおう「子ども向け」ということもあってかセリフは少なめ。過剰なかたちで抽象された「生活の風景」を、舞台上の人間が血管ブチ切れそうになりながら繰り返し演じるという行為のバカバカしさに、ぐぐぐっと惹きつけられた。最後には「もう一度、やりなおせるよ」というような意味のセリフが、これまた過剰にくり返される。この行為はそのまま、家族に「もう一度」はない、ということを強調していくのである。

二本目はベトナムの伝統水上人形劇。1000年(!)の歴史を持つ伝統芸能である。座・高円寺でも上演されたようなので、もしかしたら見に行った人もいるかもしれない。野外の特設テントの中には色鮮やかな建物が鎮座し、その前には水が張られている。水には色がつけられていて、水中の様子は観客にはわからない。その水上でめちゃキュートな人形たちが動き、動かす人は舞台裏にいるのか、はたまた水中にいるのか、そのあたりのしくみは伝統の秘伝で、ヴェールにつつまれている。
舞台上で演じられるのは「稲作」「狩猟」「祭祀」から、「性」にいたるまで多種多様。さまざまな生活の様をわかりやすくあらわし、小さな子どもたちが触れる最初の「社会教育」というような役割を担いながら、1000年を生き抜いてきたのであろう。素朴と洗練を併せ持つ舞台に魅了された。
脇にはヴェトナム伝統芸能の楽団がいて、京劇にちょっと似たような感じで舞台を盛り上げるのが楽しい。カーテンコールにはユビ笛の嵐。オキナワだぜ〜!

ともかくこのフェスティバル、異様にレヴェルが高いのである。これまで児童劇をあなどっていたことは否めないが、少なくともこの二本に関しては瞠目した。そこにはすごい世界が拡がっている。他のも見たくなってきたけど時間がないよ〜! 
どの作品も子どもの集中力の持続時間にあわせてか、上演時間は一時間程度。それがまた疲れた体にうれしい。
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by enikaita | 2009-08-05 23:59 | 舞台芸術
マナとカナ(沖縄二日目)
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さて、なんで沖縄にいるのかというと、「キジムナー・フェスタ」という児童劇のフェスティバルで、二本の芝居のちょっとしたお手伝いをするためなのです。そのうち一本はイギリス演劇のリーディング公演、『ハンナとハンナ』。皆さんご存じの双子女優、マナとカナが主演です。

テレビのバラエティ番組などでは驚異の「シンクロ率」で、場を盛り上げるお二人ですが、稽古を拝見し、すぐ気づいたのは、「あれ、もしかしたら二人って、それぞれかなり性格が違うかも?」。
そう、テレビのバラエティ番組ではそこんとこはきっと「編集」されてたのです。この二人は、(メディアに要求される)シンクロ「芸」とは全く別の次元で、それぞれ対照的な性格の持ち主。それはおそらく無意識にだと思いますが、二人はこれまで、兄と妹、あるいは姉と弟のような、微妙な役割をそれぞれが担って、関係性を円滑にしてきたのかも。完全に二人が同じ性格で並立していたら、あそこまで気持ちよく「シンクロ」できるのかなあ。ついでに言っておくと、姉のマナが女性的、妹のカナが少年的なポジションなのです。みなさん、テレビでマナとカナを見たらば、チェックしてみてください。ちなみに写真は両方とも、今日の稽古の様子。左が茉奈さんで右が佳奈さんです。

で、『ハンナとハンナ』。たまたま同じ名前のイギリスの下町っ子ハンナと、コソボ難民のハンナの、二人の友情を描いた物語。そう、今回の芝居の役では、この二つの役は双子どころか姉妹ですらないのです。そして二人の性格はマナカナくらい対照的。稽古を見て、いわゆる「あて書き」なのかと思ったくらい。でもこれって翻訳劇なんですよね。

まあともかく、気になった人は沖縄まで足を運んでくださいまし。
えっ? 台風が来てるんですって? 不安だな〜。まあ、本場の台風の迫力を満喫します……。
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by enikaita | 2009-08-04 23:59 | 舞台芸術
沖縄一日目。
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わけありまして、今日から沖縄です。那覇から車で一時間弱、沖縄市(旧コザ市)に滞在中。

植生や野鳥とかはたぶん、東京とは違うみたいだけど、途中のバイパス道路は東京郊外とほとんど一緒。ジャスコもあったし。
f0072231_10554563.jpg住宅街をブラブラしたらばそれでも、沖縄だぜ〜!というものに出くわします。ほとんどの家の前にはシーサーがお出迎え。そしてよく目にするのがお墓。とにかくでかい! お墓というのは寺の墓地にあるもんだとばかり思ってたけど、そもそもお寺って今のところ見かけてないなあ。
道路標識は一緒なのに、なにか根本のところの違いで揺さぶりをかけてくる。

さて、沖縄も選挙まっさかり。道ばたに候補者のポスターが貼られるのは、日本全国どこも同じ。でも少なくとも沖縄市では、それだけでなく手書きの看板も電信柱にくくりつけられる。

「デニー せいけんこうたい」。簡潔にして明瞭。どこから出る候補者か、一目瞭然。
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「アラ川」。いくらなんでもここまでミニマルにしなくてもねえ。
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by enikaita | 2009-08-03 23:59 | 旅行


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