「日報」を名乗りながら、更新はときどき。
by enikaita
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映画「いのちの食べかた」
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中国製ギョーザのニュースでひとつ驚いたことは、あの冷凍ギョーザを一つずつせっせと手で包んでいたということ。ああいう大量生産品はてっきり専用機械で一気にガシガシつくるもんだと思ってたんだけど、やっぱギョーザって、人の手でしかつくれないんでしょうかねえ。

あのギョーザがどのくらいの数で輸入されていたのかはわからないけど、全国のCOOPに出荷されていたわけだから、ギョーザの個数で換算すれば、それこそ途方もない数になる。でも需要があったわけだから、とにかくつくらなきゃ。朝から晩まで、あの極度に管理された無菌室で、防護白衣に身を包みながらギョーザを包む日々は、想像するだけで大変だけど、大量の需要に応えるためには、つくる側は必死です。

で、「いのちの食べかた」っていうドキュメンタリー映画。邦題はドキュメンタリー映画監督の森達也氏による、表向き〈子供向け〉の同名の本「いのちの食べかた」から来てるらしい。屠殺場についての本だ。スーパーマーケットのパックに収まっている牛肉や豚肉が、どんなところで育てられ、どのような流通を辿って、どのように生き物から「食肉」へと変貌を遂げるのか。そこでは動物愛護の観点から「残酷な屠殺と肉食はやめましょう!」とか、そんなヒステリーはもちろんなく、あるいは「全てのものに命があるのだから、ありがたく手を合わせてから食べましょう!」と、宗教じみているわけでもない。この本が書いているのは、屠殺という仕事に従事している人々がいて、食肉流通がなりたっているという、事実。

映画「いのちの食べかた」は、食肉製造の現場だけでなく、トマトや小麦も含め、現代の大量生産の現場をただひたすらに淡々と映し続ける。
まるで「芋ようかん」のように、ぎしぎしに詰められた状態でベルトコンベアに載せられ、超高速で移動するヒヨコちゃんたちや、飛行機で農薬を散布する広大な農場、巨大掃除機で吸われてケージに収まる出荷直前の鶏、くるくる回る乳搾り台に順番に載せられた乳牛、膨大な量のトマト収穫やジャガイモ収穫、吊された牛の肉塊から皮を剥ぎ、血を抜き、脚を切る作業……などなど。

グローバリゼーションが浸透し、一つの巨大な生産現場が世界の「食」を支える。いかに大量に「食品」を製造するか。どの生産現場も極度に合理的なことに圧倒される。それぞれの現場にはそこに従事する人間たちの叡智が込められている。屠殺の現場は分業によって行われるが、それは合理性に基づいているだけではないのかもしれない。さまざまな人の手を経る肉牛から食肉への変貌は、そこに従事する人が感じるかもしれない「牛の痛み」をも、分配する。

この映画には「大量生産品は危ない!」とか、「残酷な屠殺と肉食はやめましょう!」とかいうメッセージはない。また、なんの物語もなく、展開もなく、セリフもない。人間の、日々の必死のたたかいだけがある。
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by enikaita | 2008-02-17 00:35 | 映画
東京のゆきだるま
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今日の東京地方寒いですね〜。

先日の雪のときにはひさしぶりにあちこちに雪だるまがボタボタと置かれているのを見ました。近所の東京っ子らがはしゃいでつくってたみたいなんだけど、どうもその雪だるまが私の子供の頃の記憶と比べてあまりきれいではない。

それもそのはず、東京は積もってたかが10センチくらいで、私の故郷の方では70センチとか毎年積もってたもんだからね。さほど大きな雪だるまがつくれるわけないし、雪だって地面の方から集めなきゃということで、だるまの表面はどうしても土っぽくなってしまう。それでも直径80センチくらいの雪だるまがつくれたんだから、東京地方としてはかなり珍しいです。

というわけで、ご近所の名作雪だるまをご紹介。
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by enikaita | 2008-02-09 21:00 | 時事ネタ
中国謹製
なんか巷では「毒入り餃子」がブームらしいですが、かくいう私も冷凍餃子の大ファンであります。近所のサミットというスーパーで売ってる「三鮮水餃子」というやつなんだけど、これが皮がもちもちしててもう、めっちゃうまい。これだったら、自分でつくる手間もかからないし、いや〜、いいもの見つけました。

裏をみると「原産国 中華人民共和国」って書いてある。
なるほど〜。さすが本場でつくってるだけあるわい、水餃子は彼らの文化ですからねえ。水餃子とは名ばかりのワンタンみたいなやつとかもありますからねえ。そういうのと比べたらさすが中国人の誇りを感じます……ってオレ、ホントに大丈夫? 

中国には焼餃子なんてものは基本的にないんです。あれは食堂のまかない、余った水餃子を食堂の店員さんたちが陰でこっそり焼いて喰べるという、ケの食事。
一方水餃子はハレの食事で、特別な日の朝、チャイナ服のマダムがもちもちの皮で餡を包む、それをぐらぐら煮立った巨大な鍋に放り込む。で、招待されたお客さんはそれをハフハフしながらせっせと喰べる……あー、中国の一般家庭に一度でいいから招待されてみたいもんです。餡の包み方にもいろんなバリエーションがあって、それはそれぞれの家庭で伝わってるやり方だそうです。

それにしても連日餃子が新聞やテレビに出ずっぱりなもんだから、うまい餃子が食べたくて仕方ない。赤福偽装騒動の時も、もうほんとに赤福食べたかったんだよねえ、だってイメージ映像で出てくる赤福があまりにうまそうなんだもん。せめてもっと不味そうな映像にしてほしかった。「白い恋人」のときなんか、工場内部の映像とかがテレビで放映されてたんだけど、白衣を着たわたしが「白い恋人」工場の生産ラインの前に立って、ベルトコンベアで流れてきたできたての「白い恋人」をかたっぱしからむしゃむしゃ喰べるという妄想にかられてました。
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by enikaita | 2008-02-02 04:02 | 時事ネタ


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