「日報」を名乗りながら、更新はときどき。
by enikaita
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大竹伸朗「全景」展カタログ待ち。
f0072231_1427030.jpg東京都現代美術館で開催された大竹伸朗『全景』展が、終わってからかれこれ半年になるんだけど、予約していたカタログがまだ届かない。『全景』展の圧倒的な量に幻惑されたまま、会場のショップでこれまた圧倒的な量感の束見本(たしかA4・600ページ!)を見て、あまりのスケールに即予約してしまった。
ふつうの美術展なら当然、開催初日には図版カタログが出来上がっているもんだけど、大竹氏の印刷へのこだわりが、フェチと言ってもいいほどの並々ならぬものらしく、そのうえ600ページ。こりゃ発行までにはまだ時間がかかるだろうなと思ってはいたんです。

このカタログの膨大な編集作業を勝手に想像するのですが、例えるならば、ビデオをやたらに撮りためているうちに、残された人生の時間よりも、見ようと思っているビデオの時間のほうが長くなってて、いちおう少しずつ見てはいるんだけど、それでもやっぱり撮り続けているビデオがたまっていく、というような感じだと推察してます(笑)。
この本を待つ半年の間に、引っ越したり、結婚したり、離婚したり、外国人になった、とか、謝罪記者会見したよ、とか、あるいはすでにお亡くなりになった人だっているかもしれないわけで、待つ側にも待たせる側にも、おくれる毎にさらなる膨大な情報が、それこそひたすらに生まれ続ける大竹伸朗の作品のように蓄積していくような気がします。まあ、気長に待ちましょう。

f0072231_14272895.jpg3月末、発行元のグラムブックスから届いた、600ページの本が入っていないことだけは一目でわかる封筒に入っていたのは、あと2ヵ月待ってというお願いの手紙。「全景」と書かれた巨大な本を、大勢の人が山の頂へ引き揚げようとしている大竹氏の絵でした。
で、約束の6月も後半になって、グラムブックスから届いたのはまたも小封筒。「最終段階の詰めが難航」しているそうで、今回はお詫び特典として94年制作・私家版「夕刊宇和島2月号」を底本にした『シュヴァルの夢』が入っていました。銀色の小冊子の中は、青と黒の2色と、銀と黒の2色のページが見開きで交互にあって、とても凝ったつくり。

それにしても、お詫び特典が利子あるいは配当のように送られてくるというのは、金貸しのような、株主のような気分でもあります。
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by enikaita | 2007-06-24 14:33 | 出来事
創意工夫。
偽装ミンチ

ミートホープの社長ってさあ、いかにも『ナニワ金融道』とかに出てきそうな顔してるんだよねえ。いまごろ、「オレのどこが悪いんだよ〜」とかグチグチ言いながら社員にあたってるのかもしれない。「だって、よそでもやってるでしょ」みたいな態度で、どうも反省している様子がないですからねえ。青木雄二の絵柄でいろいろ目に浮かんじゃいます。人物を自然にではないのにリアルにとらえる青木雄二って本当に偉大な漫画家ですね(笑)。

それにしても、テレビに出てた社長の背後に掲げてあったミートホープ社の社訓だか、文部大臣からそういう賞をもらったんだかよくわからないけど、「創意工夫」って掲げてあるのが笑える。利潤をあげるために牛肉に豚の心臓や血液製剤も混ぜちゃうという涙ぐましい創意工夫。創意工夫すれば腐った肉も食べることができるし、もっと口に出すのも憚られるような、奇怪な生き物の肉だって食べられるようになる。

で、「Mハンバーガーの100%ビーフ肉が実は養殖ミミズ、だってハンバーグからミミズのカタマリが出てきたもん」という、「ミミズバーガー」の都市伝説を思い出したんだけど、当時は「そんな珍味だったらむしろ食べてみたい」というような話も出てました。実際はミミズを養殖する方が牛肉を使うよりも高くつくようで、まだ食用ミミズの実用化はほど遠いのが現状ですが(笑)。

だからミートホープの社長としては、「牛肉のかわりに豚肉入れたからってなんぼのもんじゃい、○○社の魚肉ソーセージなんか○○の肉を使ってるし、それから○○社のアレなんか、もはや肉ですらないんだぞ!」くらいのことも言いたいのかもしれない。各社がどんな創意工夫をしているのか、聞いてみたいもんです。
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by enikaita | 2007-06-21 10:43 | 時事ネタ
おばあちゃんの復活
f0072231_23335870.jpg東京生活15年、実家に帰るのは年に1回か2回くらいという状態がずっと続いていたのだが、ここ2ヵ月で3回も実家に帰った。というのも、おばあちゃんの体調がぐっと悪くなったという連絡が入ったからだ。

最初に帰ったときは手足にグローブのようなものをはめられて、全く身動きできない状態、口をちゃんと閉じることができず、喋ることもままならない。乾いてヒビ割れた舌が痛々しかった。

それが3回目に帰ったときにはナント、「慣れない車椅子のせいで腕が筋肉痛だ」などと言えるまでに回復したのだから本当に驚く。この6月に誕生日を迎え、さらに歳をかさねた大正生まれ。なにしろ生命線が手首まである人ですから。話によると、おばあちゃんの結婚式は教科書にも載っている2・26事件の日だったそうです。地震があったときに語るのは関東大震災の経験だし。なんか歴史の尺がちがう。

というわけで、ひさしぶりに地元に帰った。大型スーパー進出とクルマ社会の浸透のせいで、地元商店街は次第にシャッター街と化すなか、それを逆手にとって「レトロ商店街」で売りこもうとしてるらしい。
たしかにわたしの地元である富士吉田市は、富士山を筆頭に、かなりすごい観光産業のハードを持っているのにもかかわらず、観光客は河口湖から山中湖へ素通り、なにかテコ入れが必要だ。

で、おみやげに持たされたのが写真のお菓子。富士山型のシフォンケーキだから「ふじフォン」だって。横から見た富士山型のサブレーとかじゃなく、コニーデ火山である富士山の立体っていうところがなかなかジオラマしてます。まあ、新しいお土産をつくるのもいいけど、レトロ商店街で街の復興を目指すなら、昔をよく知る年寄りの話も聞いてみるのもいいのでは。「なつかしい」を通り過ぎてすごいことになりそうですが。

ふじフォン
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by enikaita | 2007-06-18 23:41 | 出来事


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