「日報」を名乗りながら、更新はときどき。
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『フラガール』
f0072231_11181592.jpg福島の寂れた炭坑町の打開策として計画された、常磐ハワイアンセンター創立の実話をもとにした映画。炭坑町の田舎娘たちがフラダンサーを目指して猛特訓する。

事前情報では『ウォーター・ボーイズ』や『スウィング・ガールズ』みたいな「青春・集団創作もの」といった感じなのかと思っていたし、実態としてもそういう部分は大きいんだけど、むしろ『リトル・ダンサー』『ブラス!』『フル・モンティ』に代表されるような、いわゆる「イギリス炭坑もの」との親和性の方がはるかにつよいし、製作上でもかなり意識しているものと思われる。つまり『ウォーター・ボーイズ』とかよりも、動機に強度がある点でちょっと違いがある。

寂れた炭坑の、男くさい鬱屈したエネルギーが、何らかの表現行動を結果として押し出すという構図がこれらの作品に共通していて、その一連の流れのなかに雇用・労働問題やら、ジェンダーやら、ドメスティック・バイオレンスやらを容易に見出すことができる。でも『フラガール』では、そういったストーリーに派生する社会批評めいたことにはあまり意識が行かなくて、純粋にフラダンスそのものの場面が実はいちばん良かったりもする。
後半、超満員の客席を前にフラガールさんたちがフラダンスする場面があるんだけど、このダンスの運動量ってなかなかきつそうな感じなんですよ。この手の映画にある発表会的な場面って、いがいと印象に残らないことが多いんだけど、この映画は踊りもちゃんとしてる。それになにより観客の描写が圧巻。昭和40年という設定の何百人かの人が客席を埋め尽くし、男は黒ブチメガネに襟のでかいシャツとか、女はおばさんパーマとか、それぞれのディティールがすごいこまかい。フラダンスに合わせて客席全体が体を動かしてしまうという一瞬のカットもリアリティがあって、思わず歴史を目撃したような気分になる。


『フラガール』オフィシャルサイト

常磐ハワイアンセンター(現・スパリゾート ハワイアンズ)
*常磐ハワイアンセンターって名称はなくなってたのか。知らんかった。
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by enikaita | 2006-09-30 11:20 | 映画
下山者の群れ。
f0072231_1215538.jpg久しぶりに山に行ってきました。

「♪7時ちょうどの(スーパー)あずさ1号で」と字余りですが、これに乗車すると、松本に9時半頃着いて、上高地に11時50分に到着します。スーパーあずさっていう電車は山間部を高速で走行できるような、「ふりこ電車」と呼ばれる工夫がされていて、カーブごとに車体自体が大きく傾く。これがすこし気持ち悪い。

松本に着くと今度は松本電鉄に乗り換え。カラーリングは違うものの、見覚えのある電車が。井の頭線ではありませんか。中古車なんですね。料金箱のついたワンマン運転の井の頭線って新鮮です。

電車の終点、新島々駅(しんしましまと読む)からは低公害バスに乗り換え。梓川沿いを走って、連続するダムを眺めながら上高地へ。途中の車窓に「梓川テプコ館まであと○km」という表記が点在していることに気づいた。私はテプコを「デブコ」と読み違えていて、「へえ〜、大山デブコってこのあたりの人なんだ」なんて、勝手に勘違いしていたんだけど、そんなわけはなくて、ダムの管理が東京電力だからテプコだった。でも、観光地には突然脈絡なく「竹久夢二」とか「平山郁夫」とか「魯山人」とか「ガラス細工」とか「ハーブ館」とかが必ずあるから、そういったものの一つとして、津軽の寺山修司記念館みたいにデブコ記念館があっても、そんなに不思議ではない。

上高地から一気に涸沢まであがる。徳沢でソフトクリームを食べる観光客を横目に、横尾の吊橋を渡り、途中で老夫婦を追い抜く。この人たち、ものすごく歩くスピードが遅いんだけど、翌々日に上高地に戻ってくるまでに3回追い抜いた。たぶんすごく早い時間から行動して、目的地を目指していたのだと思う。地道に歩けば必ず到達できる。16時半ころ涸沢に到着。紅葉にはまだはやい。テントを張って、さっさと食事をし、就寝。夜中起きたら星がきれい。

翌日は寝坊。といっても朝6時。ホットドックをこしらえて、コーヒーを湧かし、北穂高岳をめざし登山開始。途中下山者(猿)とすれ違う。山道では「登り優先」が鉄則なのですが、彼らは15匹くらいで登山道をふさいでいて、なかなか動かない。かといってこちらから近づいていって勘違いされて襲われても困るので、しばし待つ。ホントはこんな高所にいるような奴らではないらしいんだけど、低所は住みにくくなっているのだろうか。真っ赤になったナナカマドの実を探して木をガサガサと揺すっている。登山道にも真っ赤に染まった奴らのウンコが時々落ちている。

北穂高岳頂上は、笠ヶ岳方面にすこし雲があるものの、壮大な景色が広がっていた。しばしの休憩ののち、北穂高岳から涸沢岳、奥穂高岳と縦走。涸沢岳周辺は滑り落ちたら即死(!)エリアなのだが、そういうところにはちゃんとしっかりした鎖がついていて、握っていれば大丈夫。笠ヶ岳にあった雲が、奥穂に着くころにはこちらにかかってきて一面がガスにつつまれた。雲間からしばしばジャンダルムと呼ばれる高度感のある岩峰が見え隠れする。

ザイテングラードと呼ばれる支稜を涸沢までくだって、あまりに空腹なので無印良品のグリーンカレーを食し、さらに1泊。翌日は下山途中の徳沢で、行きに横目で眺めていたソフトクリームを食らう。上高地につくころにはすれ違いに挨拶する登山者もいなくなった。
f0072231_12152240.jpg

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by enikaita | 2006-09-24 12:15 |
これって『カバチタレ』ですね。
Excite エキサイト : 社会ニュース

いや〜、この方法ってマンガの『カバチタレ』で使ってたやつですね。
最近飲酒運転ニュースが多いから、この方法で飲酒運転をのがれようとする人が出てくるかもなーと思ってたんだけど、まさか本気でやる奴が出てくるとは。缶酎ハイ2、3口じゃなくって一気飲みだったら、マンガと同様に立件不可能になって無罪放免だったのかねえ。おもいっきりゴクゴクいけなかったのが、運のつきというか。
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by enikaita | 2006-09-24 01:15 | 時事ネタ


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