「日報」を名乗りながら、更新はときどき。
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ミスター・スケープゴート
「ミスター・スケープゴート」とは、いま一番ホットな一級建築士、アネさんこと姉歯氏のことである。彼の事務所であるボロ家は、私の家の近所らしく、ぜひ一度見物しに行きたい。
さてこの事件、倒壊が想定されるマンションに住んでいる人は大変だろうが、現時点で死者が出ていないことは幸いである。だいたいこういったケースは犠牲者が出て初めて認識されることが多く、そうなってしまえば絶対に金銭だけでは解決することができなくなってしまう。だから現時点ではスケープゴートとしてメディアに晒されているアネさん、ヒューザーの社長、金無垢時計氏も少し余裕があるように見える。
この事件は、彼らに当然責任はあるだろうが、一個人の問題として帰結するべきものではなく、明らかにシステム的な問題である。しかし「システムの問題」として帰結してしまうこともそれはそれで問題だ。責任者の不在が今後、スケープゴートのたらい回し状況を発生させるのではないか。

スケープゴートにならないためには、まず世論の同情を得ることが肝要だ。現時点でその同情は、高い金を払って倒壊予定マンションを購入してしまった居住者が得ているが、世論はちょっとしたきっかけで一気に流れを変えることもある。住民のインタビューや記者会見で、怒りのあまり悪辣なことばが発せられたりした場合、世論の怒りが被害者である住民自身に向けられてしまうことだってあり得る。
アネさんの置かれている状況はきわめて厳しい。そもそも事件の核であるし、メディア露出も現時点で断トツに多い。しかし彼には超逆転技があることに私は気付いてしまった。
それは彼の頭髪である。既に少なからず指摘されているが「そこも誤魔化すか!」とか「そこのツメも甘いのか!」と思わずテレビに向かって言ってしまった。どこかヌけた男である。現時点でのアネさんは、謝罪はしつつも何か他人事のようにふるまっている。これではいけない。絶妙のタイミングで頭髪に関して「本当の自分」を曝け出し、涙ながらに謝れば、もしかしたら世論は一気にアネさんの味方になるかもしれない。もちろんそれで彼の責任が消えるわけでは全くないが。
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by enikaita | 2005-11-24 05:08 | 時事ネタ
紅葉と雉撃ちとカリン
テントかついで登山した。
電車で塩山まで行き、バスに乗り換えて西沢渓谷まで。紅葉のシーズンでなおかつ、祝日なのでバスがめちゃ混み、しかも渋滞。到着時間が遅れる。
混乱の西沢渓谷ではトイレに並ぶのも諦め、いそいそと登山口に入る。いきなり静けさがあたりを取り巻いた。昔のトロッコ軌道がときどき姿を晒す緩やかな登りの途中で、もよおす。さっきトイレにいておけばよかった……。幕営地点までまだ4時間以上ある。仕方なく雉撃ち。直後に沢で滑る。お山を穢した罰だろうか?

なんとか小雨の降るなか甲武信小屋前の幕営地点へ到着。テントを張る。イシイのゴアライトテントで、頂きもののフライシートを初使用。なんと靴の置き場ができるじゃないですか! 快適であります。

5時を過ぎると一気に暗くなる。無印良品のイエローカレーを温め、さっさと食す。7時。暗くて何もできなくなる。温度計は0℃近い。小雨も雪になりそうな気配。寝る。深夜(といっても10時ころか)、猿の鳴き声で目覚める。外に出るといつしか雨は止んでおり、冬の星がたくさん見える。

早朝、甲武信岳に登る。日の出、快晴。小屋からわずか15分の山頂なのになぜか誰もいない。富士山や南アルプスはもちろん、立山・劔岳など直線距離にして200キロ以上ある山もくっきり見えた。日本は狭い。近くの三宝山まで脚を伸ばす。三宝山のそばの三宝石の岩頭に立つ。

ゆっくり幕営地点/小屋に戻ると、もう小屋番しかいない。食事をしてテントをゆっくり撤収、山を下る。見晴しのいい休憩地点で甲府盆地の方角から自動車の走る音を主としたノイズが聞こえる。人間の生活する場とはかくもうるさいものなのか、と再認識。

喧噪の西沢渓谷に戻る。もう膝がガクガクである。バスの発車まで2時間以上あるので困っていたら、タクシーの運ちゃんが相乗りを勧めてくれた。はやぶさ温泉なる恵林寺そばの個人経営の温泉へ行く。

風呂からでて食事をし、恵林寺のバス乗り場へ。バス発車までやはり2時間以上待ち。バス停にすわるばあちゃんに聞くと「塩山駅まで2キロ、若いころは普通に歩いた」との話。歩くことにする。が、どうも5キロ近くあるらしい。だいたいこういう時の地元のお年寄りの話は信用ならない。長い駅までの道、途中の畑でカリンを拾う。黄色に色づいた、重みのある果実は、ものすごい芳香を発している。

帰りの電車の中で、拾ったミズナラのどんぐりを数える。家に着いたら植えてみるつもりだ。
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by enikaita | 2005-11-07 05:11 |


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