「日報」を名乗りながら、更新はときどき。
by enikaita
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カテゴリ:舞台芸術( 101 )
シアターアーツ56号の表紙は京都芸術センター。
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中から外まで、デザインなどやっている演劇評論雑誌の「シアターアーツ」2013年秋号が発売されています。今回も表紙の写真を撮影しました。
場所は京都芸術センター。昔は小学校だったそうです。真夏の京都、炎天下でしたし、モデル様が前日まで大阪某所で大活躍をされていた関係で、すこしおつかれかもと思い、今回はスピード勝負。入り口の門をくぐった先にアーチがあって、そこを過ぎると校庭があります。ところどころアーチを多用していて、趣きがあります。

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中の様子もすてきでしたので、廊下で撮影。外観と内観を同時におさえようというつもりでしたが、外が明るい!

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もう一枚、中からの写真。「虫愛づる姫君」が手にしているのは、西荻の人ならわかるかもですが、「ニヒル牛2」のむし展でも売っていたカブトムシ幼虫のぬいぐるみ。お気に入りです。
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んでもって、これが表紙でつかった写真。建物としてはここらあたりが一番フォトジェニック。もはや日かげから出られませんでした。
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by enikaita | 2013-10-15 01:22 | 舞台芸術
シアターアーツ56号2013秋 発売中
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演劇評論誌シアターアーツの最新号(2013秋)が発売しています。

特集は「60年代演劇からの射程」。劇団唐ゼミ☆の中野敦之さんの原稿がおもしろいです。横浜国大で唐十郎さんがやっていた授業の内容からわかる意外な劇作術や、唐十郎の初期代表作『少女仮面』の分析などです。キテレツで破天荒と受け取られがちだった唐十郎の世界を、中野さんがどのようにとらえなおしているのかがわかって興味深いです。

戯曲は今回も2本。ひとつは宮沢章夫さんの『夏の終わりの妹』。
もう一つはアフガニスタンの演劇『Infinite Incompleteness―修復不能』。アフガニスタン人権民主主義連盟という団体によるドキュメンタリー演劇の翻訳です。この作品は30年以上にわたったアフガニスタンの紛争を生きぬいた民衆の生の声を集め、演劇として構成したものです。本翻訳は年末に東京芸術劇場のアトリエでリーディング上演されることになっていますので、そちらも期待大です。

表紙写真はワタクシ撮影。場所は京都芸術センター。旧小学校のすてきな建物です。撮影が真夏の炎天下で暑かったですが、今回もいい写真が撮れました。前号分ボツ写真をUPしそびれたけど、今号分とまとめてそのうちUPしたいなあ。

ひさしぶりの京都だったので、撮影日の午前中は「仏像浴」を楽しみました。三十三間堂と六波羅蜜寺。三十三間堂ではどこかの説明書きに、「後白河上皇の頭痛の快癒を祈願する目的で創建された」というようなことが書いてあって、そのスケールの大きさに呆れました。今も昔も国家の金はしょーもないことに使われるんですねえ。六波羅蜜寺では木彫の湛慶と目が合いました。この彫刻はスーパーリアルで、今にも「なに見てんだよ」と言われそうな、そんな実体感があり、たいへん緊張しました。

シアターアーツ
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by enikaita | 2013-10-08 00:41 | 舞台芸術
劇団俳優座『三人姉妹』
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現在上演中、劇団俳優座『三人姉妹』のちらしを作りました。
『三人姉妹』はチェーホフの名作戯曲。戦後すぐに上演されたチェーホフ『桜の園』以来、日本の演劇において特に重要な位置を占めてきたのがチェーホフの四大戯曲です。そして、新劇の大ボス・俳優座がやるチェーホフといったら、そりゃもういわずもがなのド本流ですよ。「ケレン味」とか「脱構築」とか、まあなんでもいいですが、あんまり突拍子もないことはできないでしょう。それなのに、私にちらし製作のお声をかけてくださったという不思議。

よく聞いてみたら、一階の「俳優座劇場」のほうではなく、5Fの稽古場(以前はラボと言われていました)での公演なのだそうです。こちらなら「実験室」ですから、いわゆる新劇流の正統派チェーホフ劇でなくとも上演できますね。
チラシ用にいただいたキャスト写真を見て仰天。三人姉妹は20代の姉妹のはずなのに、出演の女優さんのほとんどが、20代よりもう少し……いやだいぶ歳上なのであります。もちろんここに仕掛けがございまして、演劇っていうものは映画と違って、そういうムチャな設定をもいともたやすく乗り越えていくのであります。これは見てのお楽しみ。

打ち合わせ時の雑談で、昔話をお聞きしました。翻訳劇の上演の際には、リアルさを追求するということでかつては「つけ鼻」をつけていたそうなんですけど、その「つけ鼻」をめぐるエピソードなど、抱腹絶倒でした。新劇の芸談をまとめた本を誰かつくってくれないかなあ。手さぐりで西洋の演劇を取り入れていく過程での勘違いや独自解釈など、かなりおもしろいですよ。証言者がまだ生きてる今がチャンスだよなあ。

劇団俳優座No.316 『三人姉妹』 
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by enikaita | 2013-09-19 23:47 | 舞台芸術
シアターアーツ55号(2013年夏)表紙は水族館劇場
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シアターアーツ55号(2013年夏)が発刊されました。
今回は2本の戯曲が掲載されています。
ひとつは平田オリザさんのアンドロイド演劇『さようなら』。人間そっくりロボットが人間と演劇をするという趣向の舞台でニュース等でも話題になりました。
もう一つは長田育恵さん作『凪の樹海』。せっかく予約していたのに、突然の体調不良(謎の背中痛)で舞台を見に行くことを断念したのは本当に残念。ただし長田さんが金子みすゞの生涯を描いた『空のハモニカ』が、8月1日から高円寺で再演されます。下北沢の「劇」小劇場で初演を見たのですが、あの小さな空間でここまでのことができるのかと圧倒されました。再演の舞台も楽しみにしています。

特集は「テクノロジーと舞台芸術」。先述のアンドロイド演劇や、ロベール・ルパージュの舞台などを取り上げています。
中のデザイン・レイアウト作業の際に、プロの方が撮影した舞台写真を大量に扱うことになるのですが、ロベール・ルパージュ演出のシルク・ドゥ・ソレイユ『KA』の写真ファイルを開いた時には、思わず声を上げてしまいました。ものすごいスケール感! いつかラスベガスまで見に行きたいと固く誓うのでした。本文はモノクロなので、そのスケール感が存分に伝わらないのがちょっと残念。

表紙写真は日本を代表するスペクタクル(と書くと語弊がありそうですが)水族館劇場です。太子堂八幡神社の境内に忽然と姿をあらわした劇場の名は「蜃気楼劇場『夜の泡(うたかた)』」。公演が終わればまた忽然と姿を消すのです。東京公演が復活し嬉しい限りなのですが、日程が西荻イベントの準備期間と重なってしまい、公演は見れずじまい。でも、いろんな人に一度は見ていただきたい舞台です。写真の場所は会場の受付。
モデル様のために劇団の方が木馬を出してくださいました。

シアターアーツは大手書店や下記のサイトで入手できます。
http://theatrearts.activist.jp/

演劇ユニットてがみ座『空のハモニカ』は、8月1日から座・高円寺です。必見!
http://tegamiza.net/take11/
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by enikaita | 2013-07-23 23:25 | 舞台芸術
シアターアーツ54(2013春)表紙写真
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シアターアーツ54号表紙写真の非掲載バージョンを公開です。まだ肌寒い頃、福島県のいわきで撮影しました。いわきの劇場・アリオス前にはまだ雪が残っていました。
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日が当たるところは雪が溶けています。アリオスの前は芝生の広い公園になっていまして、楽器の練習をされている方などもいらっしゃいました。
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こちらはアリオスの反対側。小川が流れています。河川敷の斜面には春の気配。
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いわき総合高校へ移動。校舎の1Fには生徒が描いた満開の桜。2011年3月11日の後の福島を震源とする大規模な余震により、校舎が壊れ、立て直しが決まったのだそうです。おそらくもう解体が進んでいるものと思います。
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いわき総合高校の校庭では、今回のシアターアーツにも上演テキストが掲載されている『ブルーシート』の開演前。整然と並んだ椅子とポプラ並木に、なんともいえぬ緊張感がありました。右のプレハブは震災後につくられた仮校舎。生徒にとっての「思い出の校舎」が、用が済んだら解体される仮の建物であるというのは、なかなかせつないものですね。
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こちらは終演後。陽が傾き、ポプラ並木が校庭に長い影を落としていて、とても美しかったです。
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というわけでこちらが表紙に採用された写真。やはりこの仮校舎を入れ込んでおきたかったのですね。

最近、近所の古い町並みなどの写真を見る機会が増えているのですが、しっかり整理されたぱっと見いい写真よりも、ごちゃごちゃとした街のスナップ写真をじっくりとながめてしまいます。今まだわずかに残っている建物を手がかりに、当時の風景を脳内で再現したり。やがて消える校舎と、きっと変わらぬポプラ並木の対峙は、数十年後にどのような風景に変貌しているのでしょうか。
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by enikaita | 2013-05-05 21:41 | 舞台芸術
シアターアーツ54(2013春)できました
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シアターアーツ54号(2013春)ができました。今回は超特厚ページ。毎年春号は前年を振り返るアンケート特集とその集計による「ベスト舞台・ベストアーティスト」が発表されています。

今回の注目は2本の戯曲。一つは燐光群の『カウラの班長会議』。もう一つは飴屋法水さんの『ブルーシート』です。

『ブルーシート』は、飴屋さんがいわき総合高校の高校生たちのために書き下ろした作品です。学校の校庭で上演されたんですよ。表紙の写真は『ブルーシート』上演後の校庭で撮影しました。われながら、なんともいい写真が撮れたなーと自画自賛です(笑)。夕陽に照らされた校庭のポプラ並木とプレハブの校舎、ここには写ってないけど、これから取り壊される校舎に描かれた満開の桜の花などなど、あれもこれも、とっても美しい場所でした。次回以降のブログで別のカットをお見せできればなあと思います。
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by enikaita | 2013-04-27 00:19 | 舞台芸術
「大学路1980’s 韓国現代演劇とソウル」
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早稲田大学坪内博士記念演劇博物館(通称:演博)で、「大学路1980’s 韓国現代演劇とソウル」という展示が始まっています。チラシ・ポスターのほか、展示レイアウト案の作成やキャプション作成までお手伝いしました。

韓国・ソウルにある大学路(テハンノ)というエリアは、東京でたとえると、原宿と下北沢を足して2で割ったような雰囲気をもつ「若者の街」です。たいして広くもないこのエリアに、下北沢の比ではないなんと150超の劇場がひしめいているのです! 東洋一の、いやもしかしたら世界一の劇場密集地帯なのではないでしょうか。

今回の展示は、この稀有なソウルの劇場街の発展を、韓国の歴史的な文脈を絡めながら紹介します。80年代の「民主化」以前と以後で、どのように演劇が変貌したのか、そのきっかけとなった光州事件から、現代の爆発的な繁栄までをたどる展示内容となっています。

こういう大学路のパワーをイメージし、ビビットな色彩のチラシにしました。「大学路」の文字は複雑に入り組んだ大学路周辺の道路の雰囲気でこしらえました。何度か行ったことがあるのですが、あの辺り、迷いやすいんですよね。
大学路のあちこちにある、劇場を案内する方向指示板や仮設のチケット販売所をちりばめて、大学路のイキオイを感じることのできるチラシになったかなあ。
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by enikaita | 2013-04-13 00:04 | 舞台芸術
日本劇作家協会「戯曲セミナー」
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日本劇作家協会が主催する「戯曲セミナー」のちらしをつくりました。
「書く」という行為はシンプルなことなので、シンプルに鉛筆と手です。
私はすっかり鉛筆派で、シャーペンを使うことはほぼなくなりました。シャーペンの細い芯だと、筆圧が高いのか、ポキポキ折っちゃうんですね。学生時代はほとんど鉛筆を使いませんでしたが、今思うとありゃあ単なるカッコつけでしたね。小学生の頃に安いシャーペンが出まわりだして、その頃の「え、鉛筆?ださ〜!」「やっぱシャーペンだよねー」みたいな感覚を、意味もなく引きずっていたわけですが、今はふたたび鉛筆で書くことの気持ちよさに目覚めています。一本一本、削って尖らせるのも楽しいです。そんな鉛筆LOVE♡な気持ちをちらしにこめました。

ちなみにこれはヨメの手。手のモデルになってもらいました。写真を撮って、それをPC画面に表示し、トレペを画面にあてて鉛筆でトレースしました。

このセミナー、講師陣が超豪華です。下のほうに名前が書いてありますが、横内謙介さんはじめ、そうそうたる日本の劇作家たちが(劇作家じゃない人も少しだけいますが)教鞭を執っています。ちょっと授業料高いですが、本気で劇作家を目指す人には、本当にオススメですよ。

日本劇作家協会「戯曲セミナー」
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by enikaita | 2013-04-10 00:26 | 舞台芸術
シアターアーツ53号が出ています
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演劇評論誌「シアターアーツ」の最新号(53号)が昨年末に出ました。
今回の特集は「震災と演劇」。はや2年が経とうとしている東日本大震災後の演劇状況を、現地の制作者や創作現場の声から捉えていこうという特集です。
掲載戯曲にくらもちひろゆき、畑澤聖悟、工藤千夏の合作、『震災タクシー』と、エルサレム生まれでドイツなどで活動している劇作家ヤエル・ロネンの『第三世代』を掲載。

震災タクシー』はくらもちさんの実体験をもとにしています。盛岡のくらもちさんは、出張先のいわきに行く途中で震災に遭遇、乗っていた電車が止まってしまいます。そこから、同じ方角に向かう見ず知らずの人たちとタクシーに乗り合わせながら、状況もわからぬまま、いわきに向かったときのことを、克明に(フィクションや飛躍もまじえつつ)描いている戯曲です。
第三世代』は、ドイツ人、ユダヤ人、アラブ人の若者たちが、互いのわだかまりをぶつけあう、という実験劇を上演する、というスタイルです。最後のほうで「こんな芝居、上演するんじゃなかった」などというセリフがあるあたり、戯曲として読んでしまうとアレなのですが、実際の上演では、どこまでがセリフでどこからが本気なのかわからず、大変スリリングな舞台だったと推察されます。
年末に中津留章仁さんがリーディングとして上演したのですが、その際に台本にはないセリフを中津留さんが追加していて、出演者が観客(=つまり日本人)に時折語りかけるというやり方で、日本の非当事者性を浮かび上がらせるという、強烈な舞台でした。

金森穣さんのインタビューも掲載されています。金森さんは日本で(おそらく)唯一である公営のダンスカンパニー「Noism」で活動をされているダンサー/振付家です。「見世物小屋」三部作などでは演劇的な仕掛けも導入し、鮮烈な作品をつくっています。「舞踊家にとって必要なものは〈育ち〉」と言い切っていたのには驚きました。優れた先生のもとならひと月で学べる技術が、それに気づいていない先生だと10年いても学ぶことができないのだ、とのこと。最先端を行く人の言葉は、やはり鋭いです。

表紙写真は、ワタクシ撮影。いつものモデル様を、新国立劇場のロビーや入口前で撮影しました。もっとかわいい写真もあったのですが、こっちを選びました。ボツ写真は次回以降のブログで紹介します。

……というわけで、盛りだくさんのシアターアーツは、過去最大ページ数で値段そのままの出血大サービス号ですので、ぜひお近くの大型書店または、下記リンクにあるネットショップでぽちっとしてください。

シアタアーツ53号「震災と演劇」
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by enikaita | 2013-01-10 01:16 | 舞台芸術
最近作ったフライヤーまとめ
報告しようと思いながら、ついつい作業を怠っていました。
ここ最近作ったいくつかのフライヤーをご紹介します。

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紛争地域から生まれた演劇4 リーディング&レクチャー
国際演劇協会主催のリーディング企画、12月22・23日は東京芸術劇場アトリエイーストで、フランスの劇作家クロディーヌ・ガレア作の『ほとりで』と、タイの劇作家プラディット・プラサートーン作の『Destination』の連続上演、12月29・30日は、上野ストアハウスでイスラエルの劇作家、ヤエル・ロネン作の『第三世代』。

「紛争」を表象するような画像やイラストを入れることにどうしても抵抗があって、文字だけで構成しました。

公演詳細↓
http://director.freespace.jp/taf2/page003.html

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世田谷パブリックシアター「舞台芸術のクリティック」。舞台を観て批評を書く講座の募集です。

詳細↓(リンク先のフライヤーは前回作成の色違いバージョン)
http://setagaya-pt.jp/workshop/2012/05/16.html

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すでに公演終わってしまったのですが、アンスティチュ・フランセ東京、庭劇団ペニノ、あうるすぽっと共同企画『ちいさなブリ・ミロの大きな冒険』。
フランスの児童劇(と言っても、フランス演劇なので、なかなかセリフが哲学的なのですよ)を、庭劇団ペニノのタニノクロウさんが演出。
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by enikaita | 2012-12-22 21:23 | 舞台芸術


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