「日報」を名乗りながら、更新はときどき。
by enikaita
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カテゴリ:カメラ・写真( 40 )
昔々の写真
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愛媛・松山からお義母さんが、なにやら大量の資料を携えて上京してきました。
どうやら私家本を出そうと考えているようです。この資料はそのためのもの。母は松山藩家老・吉田家の末裔。そしてこの「ヨシダ」の名前を継ぐ者は、母の世代で最後になるのだそうです。そこで「ヨシダ」の名前を継がない娘たちやその夫(つまり私)や孫たち、その他親戚たちに、このことを書き残しておこうと思いつきました。

菩提寺から入手した昔の資料や、図書館に保存されていた古地図、歴代藩主のリストや、吉田家歴代のリスト、大昔の戸籍などなど、さまざまなパーツをつなぎ合わせて、自分のルーツを紡ぎ出していこうとたくらんでいます。

それでまあ私のところで、その本をつくることになったわけですね。パンパンにふくらんだフォルダから無造作に出てきたのは昔の写真。これをスキャナで読み取ってデータにしてくれとのこと。

上の写真は、海のそばにあった母のお祖父さんの家。ずっと見ていても飽きないステキな写真です。写真を撮るということが、まだまだ特殊な行為だったのでしょう。一見無造作に人がいるように見えますけど、おそらくこれを撮った写真屋さんは、撮影の際にかなり細かく指示を出したんではないでしょうか。絶妙の人物の配置、バシッと立った真ん中の男性(この人がお祖父さん)がアクセント。こういうかっこいい写真が撮りたいもんです。

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母の曾祖父さんのお葬式での記念写真。ゴージャスな棺だなあ。「ほら、左から4番目、秋山さんがおるんよ」。ここでいう「秋山のおいさん」とは、司馬遼太郎の「坂の上の雲」の主人公の一人、秋山好古である。亡くなる一年前とのこと。曾祖父さんと秋山好古とは、いとこくらいの関係だそうな。
(写真をクリックするとおおきくなります)
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by enikaita | 2010-05-15 00:06 | カメラ・写真
湯島聖堂。
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大学生の時は毎日通ってた御茶ノ水なんだけど、結局行くことがなかったのが聖橋口にある湯島聖堂。あれから十数年を経て、つい先日、初めて足を踏み入れました。五月晴れのゴールデンウィークのこの日、手作り製本で注目されている美篶堂(みすずどう)さんが主催するイベント、「美篶堂祭り」におじゃましたのです。

f0072231_22282932.jpg会場入り口付近では写真の孔子像がお出迎え。湯島聖堂は孔子廟なんですよ。その隣の建物が美篶堂祭りの会場。一歩足を踏み入れるとちょうど、美篶堂の職人さんが「丸背上製本」の制作の実演中。角背より丸背の方が難しいんですって。実は先日、美篶堂さんが出している「はじめての手製本」(美術出版社)という本を買ったばかり。具体的な「モノ」としての本をつくる作業にはかねてから興味があったんです。


f0072231_22301880.jpg実演会場の周りを囲むように、様々なデザイン関連の人やモノたちでごった返してました。その中で特に気になったのは活版印刷で美しい絵ハガキをつくられている方のコーナー。そこにはガリ版体験コーナーがあって、自分で来場記念ハガキをつくれるという趣向。ガリ版のローラーの、ネトネトッとしたインクの感触を久しぶりに堪能しました。


そうこうするうちに、会場中央では職人さんがつくった丸背上製本が一丁上がり。自分でもやってみたい! だけど、この職人さんみたいにはうまくいかないんだろうなあ。動きにムダが無いプロがつくった手作り本には、エロス(ここでは「愛」と読みます!)がありますね。

注目を集めているAppleのiPadの発売をはじめとして、「電子書籍元年」とも言われている今年、たしかにこれは紙じゃなくてもいいんじゃないかと思うような本がいっぱいあるわけで、「実用物としての本は電子書籍へ」という流れは必ず起こると思うんだけどその一方で、本という物体が放つエロスを、ハダで感じたイベントでした。

美篶堂

Rolleiflex 3.5F FUJI COLOR Pro400H
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by enikaita | 2010-05-13 22:32 | カメラ・写真
春の野菜とか。
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スゲー寒い日だなあと思ってたら、次の日はドピーカンで汗ダラダラ。春は温度差が激しいですね。

ところで最近、香りや味にクセがある野菜がうまいということに、ようやく気づきました。大人になったもんだ。ここ最近のブームは、セロリを炒めたやつ。こないだは、「コシアブラ」という聞き慣れない名前の山菜をいただき、天ぷらにしました。ベランダの外に生えてる蕗に目をつけた上京中の母は、さっそくハサミで切ってきて、梅干と一緒にして炊いてましたね。

写真はすぐそばにある大家さんの竹やぶなんですけど、ここにも絶対タケノコが生えるはず。大家さんに許可をもらって、いつかゲットしたいブツですな。

Nikon F4s Ai35mm F1.4S Kodak 400UC
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by enikaita | 2010-05-12 00:21 | カメラ・写真
毎日劇場に通うひと。
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これは演劇評論家協会が発行する[第三次]シアターアーツ告知チラシ制作の時のボツ写真。
夕暮れ迫る池袋西口公園。ベスト・ポジションに三脚を立てていざ撮影! と思った矢先、ちょうどまん前に、ホームレスのおじさんがどかっと座りこんだところです。

おじさん、煌々とライトアップされた東京芸術劇場を眺めながら、おにぎりをほおばったあと、ぷかりと一服。ここで、「撮影の邪魔だよ! どいたどいた!」……なんていらだってはいけません。おじさんのなわばりを荒らしているのはむしろコチラの方。きっとこのおじさん、毎日こうやって「劇場通い」をしてるんでしょうね。

毎日のように漫然と招待券で劇場に通い、周りも気にせず客席で居眠りぶっこく不届きな「演劇評論家」もいるようですが、このおじさんのように「劇場通い」を楽しんでほしいところです。このさい「劇場は遠きにありて思ふもの」と割り切って、眺めるだけなのはいかがでしょう。
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by enikaita | 2010-04-09 23:10 | カメラ・写真
未来の廃墟、押し上げ中。
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押上駅は改装中で、今は工事現場のど真ん中。
駅を出て振り返れば、異様な威容でせまるのが、東京スカイツリー。
これから倍の高さになるんだってさ。
こうしてまた東京に、廃墟のような新しい街ができるのだった。

こちらはすでに廃墟の様相となった六本木の物件。
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Nikon D40 + SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO /HSM
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by enikaita | 2010-02-27 11:33 | カメラ・写真
肉 ま ん
うまそうな肉まんを目の前にすると、写真が撮りたくなります。

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Nikon D40 + SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO /HSM
この豚まんは大阪の名店、551蓬莱。背後に控えるのは、最近お気に入りの巨大カップです。

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Nikon D700 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G

こちらの肉まんは神楽坂五十番。
借り物のフルサイズボディ+高級レンズで撮影するも、近寄りすぎて湯気でくもったのだった。
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by enikaita | 2010-02-17 00:04 | カメラ・写真
朝のソウル
冬の朝のソウルは日の出が遅い。ソウル滞在最後の日、早起きしてちょっと外出。この日はたぶんマイナス10℃くらい。大学路を駅に向かう途中。まだ薄暗いのに街灯が消えた。
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地下鉄に乗ってやってきたのは汝矣ナル(ヨイナル)駅そばの漢江(ハンガン)のほとり。でかい川だなあ。朝8時なのに太陽が低い。
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というわけで、ソウル滞在記はこれにてたぶん終了。飛行機からみれば、ソウル近郊はマンションだらけ。しかも日本のマンションよりもずっとヤワな印象。積み木のようだ、と言ったのは川村毅さん。ここは地震がない国なのだ。
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Rolleiflex 3.5F KODAK PORTRA 400VC
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by enikaita | 2010-01-29 23:59 | カメラ・写真
大学路スナップ2
大学路スナップ「Nikon D40」篇。横長サイズにトリミングしてみました。
ローライフレックス3.5F編より記録に徹してる感じです。

恵化駅前。どこかで見たことあるような風景だなあ。ファミマにさぼてん。
言われなければソウルと気づきません。
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街角には、やっぱり見たことがあるようなカレー屋さんが。
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こちらはチキンのお店みたいですが、どこかで見たことのあるロゴですね。
enikaitaさんも時々つぶやいてるアレです。
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こちらは居酒屋「ヨシモトバナナ」と読めます。アウトでしょ、これはさすがに!
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by enikaita | 2010-01-28 23:59 | カメラ・写真
大学路スナップ
今回は、ソウルの劇場街「大学路(テハンノ)」をウロウロさまよいながら撮った写真をUPします。まずはローライフレックス3.5F編から。


こちらは地下鉄4号線恵化(へファ)駅の入口、日曜日の午後2時40分くらい。
3時開演の演劇の呼び込みをする人たちが待ちかまえてます。
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パンダが教会を襲撃してます。
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大学路名物、Dr.スランプ的オブジェ。
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路地裏でそれっぽい写真を撮っちゃいました。流しの花屋?
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おっ、よくぞこの物体がカメラだとわかったな。
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Rolleiflex 3.5F KODAK PORTRA 400VC
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by enikaita | 2010-01-27 23:59 | カメラ・写真
大根役者。
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「○○とはなにか」という大仰なことを考える時は、それを構成するさまざまな要素に分けて、なくてもいいやというものは捨てていく、という作業をする。そうすると、必要不可欠なものが最後に残るわけである。つまりその残りが「○○とはなにか」の答えにもなる。
たとえば演劇だったら、「劇場」「観客」「台本」などなど、さまざまなものが構成要素として出てくるわけなんだけど、いろいろと検討しつつ捨てていった時、演劇に必要なものとして最後に残るのは「役者」であるということがわかる。

で、さて話は変わって、大根のおでんがおいしい季節になりました。
つまりわたしは、「おでん」で同様のことをやってみたわけです。「おでん」とはなにか。そうして得られた結論として、おでんとはつまり、「大根」であるとわたしは考えているわけですが、みなさんの見解はどうでしょう。そこに蒟蒻と薩摩揚げが加われば、「おでん」としてはもう完璧。わたしはこの3品を「おでん三要素」と勝手に名付け、日本中の人もおそらくこれに賛同するだろうと勝手に思っています。しかしこれを言うとなぜか必ず反発にあう。
まず家人が、「おでんにはジャガイモとタマゴがマスト」だと譲らないのを筆頭に、ちくわ、牛すじ、バクダンなどなど、おでんの趣味は人それぞれ。この世にはあの「ちくわぶ」好きの人もいると聞く。

大根にある酵素が消化を助けることが昔からすでに知られていて、へたくそな役者を意味する「大根役者」という言葉も、「ぜったいにアタらない役者」というところから発生したことは有名な話だが、舞台上にいるのがスターばかりだったら胃もたれするのまた真実。大根はアンサンブルのカナメであり、大根がなければ、ゴボウ巻きやちくわも、その輝きを減じるのである

写真は隣の畑からのいただきもの。正真正銘の杉並区産の大根である。もちろんおでんにした。でかくてうまかった。

Rolleiflex 3.5F FUJIFILM PRO400
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by enikaita | 2009-12-10 23:55 | カメラ・写真


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