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歴史ある建物というものはそれなりの威厳も備えてるし、やっぱ残せるものは残さなきゃ、とも思うんだけど、こと歌舞伎座に関しては全然そうは思わない。 だってシンドイんだもん、歌舞伎座の3階席。某新聞によると、歌舞伎座に関しては建造物保存運動が展開しつつあるみたいなんだけど、そういう人たちは歌舞伎座3階席で観劇したことがあるのかねえ。あの狭い座席ピッチにはホントに辟易。パリッとした古典ならまだしも、ダラダラした新歌舞伎をあの席で3時間も見たらば、エコノミークラス症候群になりますよ。 つまり座席ピッチが現代人の体格と合ってないんですね。演目は徐々に変化してきてるのに、劇場の座席ピッチだけがそのまま取り残されてる。幕見席なんかは大柄な白人観光客もいて、なおのこと窮屈そうです。それに加えて、これから歌舞伎の観客層はさらに高齢していくでしょうからねえ。建物の老朽化が建て替えの理由だそうですが、それ以上に実はこの座席問題があるのかもしれません。外観を残して内部だけ改修となると、おそらく客席数を減らさなきゃいけない。そりゃムリだから、もうこの際ぜんぶ建て替え、とかね。 歌舞伎を見ながら日本人のカラダを研究しつつ、狭ーい座席で日本人のカラダの変化を身をもって体験できるのもあと19ヶ月。一度も行ったことがない人も足を運んでみてはいかがでしょう。幕見席なら1200円くらいかな。おっ! 11月の歌舞伎座は鶴屋南北の『盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)』ですか、たまには見に行こうかな。
by enikaita
| 2008-10-22 00:39
| 時事ネタ
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