「日報」を名乗りながら、更新はときどき。
by enikaita
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ハイケイ
みなさーん、ハイケイはどうしてますか? 私の場合は、ハイケイの後は行替えしますね。Wordの場合には「ハイケイ」と打ち込んだら自動的に「ケイグ」と出るもんだから、便利なんだか、余計なお世話なんだか、よくわからない。時にはバカにされてるような気もします。まあ最近は、ハイケイなんて言葉もあまり使いません。

さて、世の中には「ハイケイ」なんて、そんな役に立たないモノは使わないよ、というならまだしも、捨てちゃうよ、という人がいるんです。ちょっと待ってください! たしかにハイケイは、全然役に立たないモノかもしれないですけど、捨てちゃうなんて! せっかく人間のために生まれたものなんだから、せめてなんとかしてあげたいというのが、人情というものでしょう……えっ? 何のハイケイの話をしているのかって? もちろん「廃鶏」のことですよ!

たとえばタマゴを生まなくなった老鶏は、食べても美味しくないので廃鶏になっちゃうんですけど、当然にしてタマゴを生まないオスどもは、それよりずっと前のヒヨコちゃんのうちにより分けられて廃鶏になるんです。廃鶏とは、要するに産業廃棄物ですね。

……というのは、タマゴ関連を生業とするお知り合いのU氏から聞いたこと。畜産関連の仕事というのは、なかなかその実態を知ることができないですから、ここぞとばかりに彼から貴重な話をたくさんうかがいました。そんなU氏が、おもむろにビジネスバッグからとりだしたのが、思わずぎょっとするようなこのチラシ。

f0072231_22373088.jpg「廃鶏堆肥化処理装置」。英語名はWaste Chicken crusher、キャッチコピーは「焼かない 捨てない 埋めない」。「短き命もこれで少しは救われるかなあ」ってのが、畜産に携わっていない、私を含めた一般人の思考だと思うんだけど、このチラシで強調されている点はあくまで「リサイクル」ってのもスゴイ。

つまり鶏はモノなんですねえ。ヒヨコやニワトリは生物だけど、トリ肉は商品だ、なんてことは言ってられない。毎日のように食べるトリ肉は、誰かの手によって、生物から肉へと今日も変貌を遂げているわけです。ひたすら人間が食べるためのタマゴを産み、そして死んでいくメンドリもいます。これは人間が生きるための、永遠のたたかいです。

そんなU氏の会社には、ときどき匿名希望のコワーイ人から電話がかかってくるそうです。つまり、堆肥にしたいものがあるから、まあ難いこと言わずやってくれよ、ということだそうで、いったいなにを堆肥にしたいんでしょうか。……オソロシイです。
もちろんU氏の会社が、その仕事を引き受けたことはないそうですけど。
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by enikaita | 2008-09-01 22:39 | コラム
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