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つくり方の最後、「ソースをかけて召し上がってください」と、ソースをかけることが既定事項になってるところが気になってたんだけど、ソースなしでは食べられんというのが真相。 ローメンは、言わば「マトン入りの汁ダクやきそば」。マトンのくささを、にんにくなどで抑えこんだスープに、独特の風合いの麺。味を決めるのは各自のテーブルクッキング。ソースやゴマ油、酢などで、自分の好みの味に仕上げるのが流儀なのだという。だからローメンのクロウトに言わせれば、「最後の調整がうまくできてないのに『マズイ〜!』とか言ってるヤツ! 修行して出直してきなさい!」というようなことになるんでしょう。でもね、くさいにおいのスープと、劣化した輪ゴムのような麺を、最後に濃い味の調味料でごまかしていくという発想が、私のようなローメンのシロウトとしては気になるわけなんです。 で、ローメンを食べて思いを馳せたのは、伊那の土地柄。山間の伊那谷は、けっして豊かな土地ではない。昆虫食でも有名だしね。ローメンの味が図らずも、土地の歴史を掘り返すという体験……きっと昔は大変だったんだろうなあ……でも待てよ、本場のお店だったら、もしかして美味しいのかも? わが故郷の「吉田のうどん」だって、カップうどんの試食とかで「たいしたことないよ」とか判断されたら、たまらんですからねえ。お土産レトルトのローメンで全否定されたら地元の人も「ちょっと待ってよ〜!」となるかもしれません。 9月下旬に伊那方面に行くかもしれないので、それまでに「まじでうまいローメンの店」を調査しておくつもり。
by enikaita
| 2010-08-27 18:10
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