「日報」を名乗りながら、更新はときどき。
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安藤式
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フリーペーパー「西荻丼」のインタビューで、いつも興味深いお話を聞かせていただいている、西荻の「フォレスト・ガンプ」、コーヒー豆店「アロマフレッシュ」の安藤久蔵さん(99歳)。太宰治と酒を酌み交わし、小津安二郎に「映画に出ないか」とスカウトされたこともあり、一日三時間の散歩は欠かさず、今日も颯爽と自転車でコーヒー豆を配達しているスーパーじいちゃんです。先日も、次号の西荻丼に掲載するためのお話を聞くために、安藤さんのところへお伺いしました。

小さなお店にはテーブルと椅子があって、誰でもウェルカムなのです。この日はそのテーブルの上に、見かけない装置が。味のある字で「安藤式」と書いてあります。さっそく質問。「安藤さん、なんですかこれ?」「それは手づくりの焙煎機だよ。下に火をつけて、ここんとこをくるくる回すんだ」「安藤さんが自分でつくったんですか?」「そう。流し台のゴミを貯めるところがあるでしょ、あれを使ったの。ここの銅のとこは自分でしぼった。溶接も自分でやったんだよ。溶接の免許を持ってるんだ」「えーっ、なんでそんなものを持ってるんですか!」……安藤さんは、かつて遠洋漁業の漁師として仕事をされていたことがあって、その時に溶接の免許が必要だったのだそうです。「外海に出ている時にもし船が壊れたら、自分で修繕しなきゃならないでしょ。」……なるほど〜。上の写真に写っている手は、もちろん安藤さんです。

それにしても、その焙煎機の下に敷かれてるのは、こないだお渡しした「西荻丼」じゃないですか! ……まあ、細かいことは気にしませんよ。そういうことをいちいち気にしてたら、安藤さんみたいに長生きはできません。

次号の「西荻丼」では、戦争時代のとても貴重なお話をお聞きしています。太平洋戦争ならともかく、日中戦争の従軍経験を語ることのできる人はかなり少なくなってきているのではないでしょうか。戦争はとてもつらい体験だったと思いますが、ひとつひとつ丁寧に語ってくださってます。次号「西荻丼」は7月下旬の発行予定です。
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by enikaita | 2010-06-16 01:14 | 西荻
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