![]() 来たる6月2日(土)と、3日(日)、西荻エリアの最大イベントとなった「西荻茶散歩」が開催されます。84の店舗が参加、それぞれさまざまなイベントを企画している各店舗で、店先に出される無料のお茶をのみながらの西荻めぐりはいかがですか。 そして今年も、オハリコフジヲ氏が「こどもじんべいや」を茶エンデで開催。この日をめざしてつくったこどもじんべいを販売します。今年は子ども用のゆかたも用意しているもよう。 その他、じんべいなどの背中につける「背守りワッペン」、このブログでも何度か紹介している、特急エンブレムの手提袋「エクスプレスバッグ」、見ながらゆかたを着ることができる「着付手帖 ゆかた篇」を販売。 また、「着付手帖 ゆかた篇」を、製本の技術を学びながら自分で組み立てるワークショップ(講師は空想製本屋さん)に、ゆかたの着付けワークショップ(女子限定)も開催。個々の詳細や最新情報は、オハリコフジヲ氏のブログ「きょうの縫い目」をチェックしてくださいね。 西荻茶散歩→ http://chasampo.com/←リンク先で茶散歩マップがダウンロードできます。 茶エンデ→(西荻丼のWEBサイト:紹介記事へ:地図あり)http://www.nishiogi.or.jp/nishiogi/ichioshi/shop6.html オハリコフジヲの「きょうの縫い目」 http://fujio1co.exblog.jp/ ![]() だいぶブログでのご報告が遅れましたが、西荻丼の32号が出てますよ。 今回の特集は「西荻のマイスター/アトリエ・ベガ 深沢義一さん」。西荻北で金属の看板や造作物を手がける工房「アトリエ・ベガ」を主宰されている深沢さんへのインタビュー記事です。また深沢さんは、西荻の地域NPO「西荻まちメディア」の理事長でもあります。ずっと西荻にお住まいの深沢さんに、お仕事のことや、昔の西荻の様子、今後の「まちメディア」の活動もお聞きしました。 さらに、西荻じゅうにあるアトリエ・ベガ作成の看板の一部も紹介。お店の看板は街の表情をつくりますから、深沢さんのお仕事は、西荻にとってとっても重要なのです。 外面は「ニシオギのステキ包装紙たち」。歴史ある洋菓子店「こけし屋」、バッテラが美味しい「松寿し」などの包装紙を紹介しています。こけし屋のイメージ絵と、松寿しのお店の題字は、同じ人物によるものだったということをこの取材で知ってびっくり! よその人には「ふーん」という程度でしょうが、西荻住民ならこの驚き、わかちあってくれますよね(笑) ぜんぜん本紙と関係ない話ですが、ツイッターで知った情報では、美内すずえの大長編マンガ『ガラスの仮面』、西荻のこけし屋での編集者とのミーティングでアイデアが出されたものだったとか。古くから文人の集うこけし屋には、他にもこういう逸話がありそうですね。 というわけで西荻丼は今号も、西荻の人にしかわからない記事満載! 西荻のいろんなお店においてあるのでお手にとってごらんくださいね。 日本劇作家協会が発行する機関誌「ト書き」の48号ができました。前号より、中身と表紙の作成に携わっています。今号は「東日本大震災から1年」ということで、劇作家のみなさんが、この大きな苦難にどんなまなざしを向けているのか、それぞれ文章を寄せています。また今号は斎藤憐さんの追悼特集となってしまいました。前号は井上ひさしさんの追悼特集でしたが、演劇界がたてつづけに巨星をうしなってしまったのは本当に残念ですね。 * * * まじめな話から、いきなり呆れさせる展開で恐縮なのですが、今回もこっそり「ゆるキャラ」(これってみうらじゅんさん他の登録商標だったんですね。駅の広告に「ゆるキャラ®大集合」と著作権記号がついていて、そこで知りました)をつくりました。 「トガッキー氏」(職業はもちろん劇作家!)は、前号で登場。表紙の「ト」の字が顔になってるのね。もいっこつくったのはこいつ。 「速報」というコーナーを臨時に作ることになり、こんな目つきの悪いキャラが誕生しました。われながら、ちょっと強引な印象は拭えないのですが、「ト」の字がボデーになってます。キャラの名前は……えーと……「クロイワくん」にしようかな。ももの太さがスピードスケートの選手並ということで。もちろん出身は嬬恋村です。ちょっと古すぎた?
![]() フェスティバル・ロゴはこれまで使われていたものをそのまま使用しています。あとはイキオイがほしいよなあと思いまして、後ろに元祖天才バカボン風のピカピカを入れこみました。ロゴの周りのまわってるのは山椒魚。 杉並といえばやっぱり西荻。西荻といえばピンクの象だよなあ……と思って、最初はピンクの象にまわってもらおうと考えたのですが、それではあまりに地元びいきが過ぎるので(笑)、ちょっと考えなおしました。 杉並の文豪といえば清水町(四面道のあたり?)に住んでた井伏鱒二。というわけで山椒魚は、井伏センセイの代表作『山椒魚』からの連想です。なにぶんあわただしくつくったので、ちょっと強引なアイデアになってしまいました。……でも、杉並名物キャラのなみすけって山椒魚じゃないのかなあ? そういや西荻のコーヒー豆屋、101歳の安藤久蔵さん、学生時代に井伏鱒二先生の家で天丼をごちそうになったことがあるんだそうです。井伏邸を訪れたときに庭木の手入れをしていたのが、安藤さんの一歳年上にあたる太宰治で、その後太宰とは、何度もカフェに行ったり、酒を飲んだりしたんだそうですよ。 話をもとに戻しましょう。 総合パンフレットには「杉並区劇場MAP」をつけました。なにぶん突貫工事だったので、杉並演劇祭参加の公演がない劇場を入れられなかったのが個人的には心残りですが、南阿佐ヶ谷あたりにいくつも小さな劇場があるのを知ることができたのは収穫でした。 まあ、寺山修司の市街劇『ノック』も、阿佐ヶ谷一帯で上演されたわけですし、建築としての劇場だけが劇場じゃない。いたるところどこでも劇場になるのだ!……というスタンスで本来はつくりたかったのですが、そういう地図をつくるには数年かかりますな(笑)。なので今回は時間切れ。 中央線の駅構内に貼ることになってたらしいんですけど、どこかに貼られたのかなあ。まだ見てないんですよ。 ![]() この芝居小屋、実はもともとは映画スタジオだったんですけど、劇団の人たちが改造して、79年に劇場としてオープンしたのだそうです。どことなく廃墟のような、あるいはアジトのような(失礼!)佇まいですけど、人の手がかかって、大事に使われてるというのがよくわかります。ステキな劇場だから、いろんな人に知ってほしいのですが、日本の現代演劇というのは、やる側も見る側もタコツボみたいなもので、自分が足を運ぶ範囲の外にあるものについては意外と知らない方が多いので、今回表紙で紹介することにしました。 これはついでの話なんですが、私が上京して最初に外国人が演出した芝居を見たのは、この場所でした。ヨーゼフ・サイラーという人が演出したハイナー・ミュラーの“問題作”『ハムレットマシーン』。客席のないがらんどうの空間に放り込まれ開演、黒い服を着た役者さんたちがぞろぞろ登場、それぞれ勝手に、例のわけわからんせりふ(「ブタのペストォ!」みたいなやつです)をがなりまくってました。お客さんは移動自由。挑発的な舞台だったので、若かった私はついつい「こういうのはひとまず乗っておこう」と、まんまと挑発されまして、上演中に役者さんに触ったり、手をたたいたり、通り道を通れなくしたりなどして遊んでいました(笑)。あとから聞いたうわさ話ですが、やっぱり私のような客が続出して、演出のサイラーがやりすぎる観客にダメ出しをしたことがあったらしいです。……まあともかく、『ハムレット』を読む前にこれを先に観たのは、いろんな意味で失敗でしたね(笑)。でも、だいぶ昔のことなのによく覚えてますから、やはりインパクトがあったのでしょう。 ![]() ![]() なんでもその昔、劇団員のなかに映画の看板描きの仕事をされていた方がいたそうで、みんなでその人の技術を学び、それが今に伝わっているのだとのこと。 ちなみに表紙に採用されたトップの写真にうつっている人影、実はお客さんではなく、そこらで忙しく働いていた劇団の方を呼び止めて、「お客さんのふりをして歩いて下さい」と、お願いし、写りこんでもらったんです。ご協力ありがとうございました〜。 ![]() 思えば最初にN編集長にお声がけいただいたのが2004年夏の19号、それからずっと表紙と中身のデザイン・レイアウトをやっていて(ごくたまに原稿も書いたり)、ここ2年の「[第三次]」になってからは、表紙の写真までも担当(47号は除く)。演劇界でもっともおカタい雑誌と言われていますが、すこしでも読みやすい版面(はんづら)になるよう、じわりじわりと進化させてきたつもりです。 今号は、とんでもないことが起こった2011年を、舞台芸術を通して振り返るという特集号。例年どおり、評論家の投票による「ベスト舞台・ベストアーティスト」を掲載しています。が、今年はちょっと勝手が違いますね。震災前と後とでは、舞台の見かたががらっと変わってしまいましたから。恒例の年間総括座談会でも、たんに昨年の舞台を振り返るだけでは、あまり意味がないだろうということで、震災と原発事故をキーにして、議論が進んでいます。 ちなみに私が昨年、震災後に見た演劇の中で印象に残っているのは、松尾スズキが演出したテネシー・ウィリアムズの『欲望という名の電車』です。 実際は破綻しているのにその場を取り繕い、ウソをうわぬりすることで、自分でもそれが本当のことのように思いこんでしまう、とってもあつかいにくい女ブランチのことを、「こりゃ原発だよ!」とおもったわけなんです。まあブランチ=原発というのは、私の勝手な見立てで、松尾スズキさんがそれを意図したわけではないのでしょうが、まさか天下の名作『欲望という名の電車』を、原発で読み解こうとする日が来ることになるとは……。 ただお湯をわかすだけのために、処理に何万年もかかる放射性廃棄物を蓄積し、その問題は棚にあげて「安全・安心・エコ」を唱えつづけていた原発さんには、スタンリーのせりふ「こうなることは、はじめからわかってたんだ!」をあびせかけたいところです。おかげでスタンリーという人物の捉え方がだいぶ変わりました。……とは言え、『欲望〜』のスタンリーがトンデモ野郎だということに変わりはないわけですが……。でもブランチをめぐる状況というのは、原発をめぐるいろいろな状況に対しても、ときに示唆的なんじゃないかと思った次第です。 ……おっと話がだいぶそれました。 表紙写真の劇場は、西武新宿線・武蔵関駅にある「ブレヒトの芝居小屋」。老舗劇団・東京演劇アンサンブルの劇場です。もともとはどーんと広い映画スタジオで、それを劇団の人が30数年前に改造したのだそうです。最近そこらじゅうにあるモダーンな公共劇場が持つ、どこか冷たい感じとは一線を画した、なにかが起こりそうな予感のするステキな劇場です。次回は表紙ボツ写真公開です。 [第三次]シアターアーツ ![]() まめに更新すればいいものを、ついついさぼってしまっています。ここ最近作ったチラシを一気にご紹介。まずはテラ・アーツ・ファクトリーの『最後の炎』。数年ずっと作らせてもらってますが、いつも幅185ミリの変形A4サイズです。演劇のチラシって、A4サイズが暗黙の標準になってるんですけど、個人的にはちょっとやぼったいカンジがするんですよね、A4って。この大きさ、もっと流行らないかなあ。 写真は演出家の林さんがドイツのニュルンベルク博物館に行った時のスナップで、それをザクザクと加工しました。 公演情報 テラ・アーツ・ファクトリー『最後の炎』 ![]() 開催情報 世田谷パブリックシアター「舞台芸術のクリティック」 ![]() 公演情報 コルヴス『時代の未明から来たるべきものへ』仙台公演 ![]() 公演情報 雷ストレンジャーズ『たくらみと恋』 ![]() 日本劇作家協会が毎年開催している「戯曲セミナー」のチラシを作りました。 別役実さんなど、日本を代表する劇作家が直に教鞭をとるセミナーですから、ほんとに貴重な機会ですよ、これは! というわけで時はさかのぼって昨年の暮れのこと。このチラシを製作するためのうちあわせで、御茶ノ水駅前の喫茶店に関係者が集いました。そこで拝見したのが昨年度版のチラシ。原稿用紙がモチーフだったんです。ついこないだ作った日本劇作家協会のイベント「戯曲に乾杯!」のチラシで原稿用紙ネタは使ってしまったので、今回は封印。 そこでおそるおそる、打ち合わせにいらしていた横内謙介さんと鈴木聡さんにお訊ねしたんですわ。 「原稿用紙で書いてらっしゃる劇作家っていらっしゃるんですか?」。これには二人とも即答しました。「いまどきいないって!」。二人の大物劇作家に言われひと安心、原稿用紙に替わり、キーボードとモニターを堂々とチラシのモチーフにしたわけなんです。といってもいきなり最新の液晶モニターではアレですから、ひとまずブラウン管風にしてみました。……でも、原稿用紙にきっちり書いてる人、探したらいるかもしれませんね。少なくとも大学ノートに戯曲を書く人はたくさんいそうです。 できあがった後で、ビジュアル的にテレビシナリオのセミナーと誤解されるんじゃなかろうかとも思いましたが、そういう人が行ってもいいんじゃないかなあ。とにかくかなりすごいセミナーですから、内心本気で劇作家をめざしている人は行ってみるといいと思いますよ。 セミナー情報こちら↓ 日本劇作家協会「戯曲セミナー」 ![]() 今回の特集は「徹底比較! 西荻のすべり台」。西荻エリアの公園をひとめぐり。すべりまくって徹底調査しました! 圧倒的支持で西荻すべり台ランキング1位の栄冠を勝ち取ったのは、いったいどこのすべり台でしょうか! バカバカしくも必見の特集です。……それにしても寒空の中、いい歳した大人たちが、すべり台に興じるさまは、かなり異様だったかも……。すべりごこちや立地の評価はもちろんのこと、持参したメジャーで長さと高さも測定、傾斜角はiPhoneアプリの分度器で測るという念の入れようです。それにしても、ほとんどのすべり台は傾斜角が35度なのですね。もしすべり台をつくる機会があったら覚えとこうっと(笑)。 外面1は「THE手しごと市」の記事。西荻が誇るレトロ建築「井荻會館」で、毎月第4日曜日に開催されている、恒例行事です。布や革の小物、帽子にハンコなどのいろんな手しごと品を、作者本人が直接販売しています。記事は途中から、10月の手しごと市でやった「西荻丼全展示」の報告になってます。こちらのもようは、西荻丼のホームページでも紹介されてますので、ぜひご覧ください(こちら)。 外面2は「アトリエカノン」のチャリティライブ報告記事。聴きに行った丼員が、出演者の韓流グループにノックアウトされてしまったようです。 西荻の美味しい丼をリレーで紹介する連載「にしおぎのどんぶり」は私が書きました。ご紹介したのはクワランカカフェの「豚の角煮のせ高菜ごはん」。巨大なうつわに入っためちゃうま丼ですので、みなさまぜひご賞味くださいませ。 さて、かれこれ3年ほど西荻丼編集長としてやってまいりましたが、今回から編集長は次の方にバトンタッチしました。とはいえワタクシ、変わらず西荻で活動を続けてまいりますので、引き続きよろしくご愛顧のほどを。 ![]() 終戦直後、朝鮮人をたくさん乗せて青森から釜山へ向かう帰還船の浮島丸が、舞鶴沖で謎の爆発をし沈没した事故(事件?)をもとにした、現代まで日韓両国に横たわる「荷」についての物語です。 イラストとタイトル文字は沢野ひとしさん。「山の本」の表紙の人だ、わーい! と、うきうきしながら原稿をおあずかりしました。船が爆発して、人がぷかぷか浮いてるというイラストなので、あまり「うきうき」という感じではないんですけどね。「荷物」に関するお話なので、行李のパターンをイラストの背景にしてみました。 スタッフ陣もゴージャス。演出は燐光群の坂手洋二さん。意外や、東京演劇アンサンブルでは、外部から演出家を招くのは初めてだとか。音楽は、最近ではスペシャルドラマ『とんび』の音楽を担当した大友良英さん、衣裳の緒方規矩子さんと美術の加藤ちかさんは、演劇界のトップランナーです。振付は、ダンスカンパニー「ニブロール」の矢内原美邦さん。宣伝美術は沢野ひとしさん。そしてその豪華ラインナップの中になぜかオレの名前も。……いや〜恐縮です。 こちらの芝居、日韓演劇フェスティバル参加作品です。日韓演劇フェスティバルは昨日(17日)開幕しました! メイン会場のあうるすぽっとでの3作品はこれから順次上演。そちらとならんで、武蔵関のブレヒトの芝居小屋で上演される『荷』もぜひ足をお運びください。 東京演劇アンサンブル 『荷』 2月24日(金)〜3月4日(日) 会場:ブレヒトの芝居小屋 公演の詳細はこちら 日韓演劇フェスティバル総合情報はこちら
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